食道のダメージは気管のダメージ

気管・食道
気管と食道は頸では接しています
口とつながっている2つの管のうち、前側のものが気管、後ろ側のものが食道です。

実は、頸の中では気管と食道は別々ではなくて、1本の管を前と後ろに区切った形になっています。気管は軟骨でできていますが、食道と接している部分では軟骨はありません。ですから食道で異常が起こると、接している気管も影響を受けるのです。胃食道逆流症で気管までダメージを受けて咳が出るのは、このような人体の仕組みが関係しています。


さらに声帯までダメージを受けるわけ

声帯・気管・食道
胃食道逆流症は耳鼻咽喉科の病気も起こします
声枯れが起きるのは胃液が胃→食道→声帯と逆流した場合です。むせた時に急に声が出なくなる事がありますね。これは胃液が声帯に作用したために起きた現象です。喉のいろいろな違和感も胃液が喉に作用した影響と考えられます。

声枯れ・喉の異常が胸焼けなどの症状よりも強い事があります。難しい病名ですが耳鼻咽喉科関係では、咽喉頭逆流症と呼んでいます。


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