イエコトの庭/30分でできる、お招きインテリア

料理も腕も選ばない!?テーブルウエア

突然の来客には、いつも大慌てになります。「ワッ、お食事どうしよう!」と困った時に、どんな料理も豪華に見えてしまうテーブルウエアを紹介します。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

アクリル板を組み合わせたテーブルウエア

アクリル板を組み合わせたテーブルウエア

アクリル板を組み合わせたテーブルウエア

突然の来客に、びっくり大慌てなんてことはよくありますね!エッ~と冷蔵庫には何があったかしら・・・!今日の夕飯のメニューをそのまま来客用に転用なんてことは、結構ありますね。そんな時にお役に立つのが、ここの写真にある2枚のアクリル板と4個のアクリルキューブです。テーブルの真ん中においてコーディネートします。ここでは立派なフラワーアレンジメントになっていますが、道端や庭に咲いている季節あふれる草花を置くだけで、テーブルが華やかになります。買い置きのフルーツ、子供が拾った思い出の貝殻、ご自慢の盃など、お客様と会話がつながるような小物をならべてもよいと思います。

アクリル板にメイン料理をのせて

アクリル板にメイン料理をのせて

美味しく見えるテーブル

美味しく見えるテーブル










クリアな輝きが中に入れたものをきれいに見せてくれます。後は、メインの料理をドンとアクリル板の上に置けば、どんなものでも超豪華に見えてしまいます。テーブルの上に高低差がつきますので、目の錯覚で量も多く見えるし、舞台の上の料理はりっぱに見えてしまうのです。私は、このアクリル板を下には敷かないで、2枚をテーブルの上に長く並べて、アクリル板に直接カットしただけの生野菜やオードブルを並べてしまいます。その時はアクリルキューブは背の小さいものを8個使います。


おもてなしの気持ちは、料理の腕前では決まらない!

食器でもないテーブルウエアでもない、たった2枚のアクリル板が使い方によって、その意外性でテーブルの上の雰囲気を盛り上げてくれます。おもてなしの気持ちは、料理の腕で決まるわけではないと思います。実は、私たちは、お食事の時、舌だけ(味覚)でおいしさを感じていると思っています。しかし、人の五感には視覚、臭覚、聴覚、味覚、触覚があって、これらを総合的に感知しながら、“おいしい”を感じます。特に、視覚で85%、を判断し、臭覚で18%、味覚ではわずか2%なのだそうです。(あるフードコンサルタントのお話)驚きですね!料理の腕前は、いかにおいしそうに見せるかという、美的感覚で決まることになります。

実は食器売り場でもテーブルウエアの売り場にも置いていません。ただのアクリルの板ですので、ハンズやロフトなどの雑貨店やネットの「アクリル加工」で手に入れることができます。

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アクリル板を使ったテーブルウエアは“ホームハーモニー(木村恭子)”のアイディアです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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