高さ日本一は、大阪の「クロスタワー大阪ベイ」


タワーマンションも「背くらべ」の時代
「「タワーマンション」------いまでは耳慣れた言葉ですが、「高層」から「“超”高層」へと、その高さも後発物件ほど高くなってきています。現在(平成16年3月)最も高い分譲マンションは埼玉県川口市にある大京の「エルザタワー55」で、その名の通り55階建て(高さ185メートル)です。最上階にはプロ野球選手が住んでいる(?)という、うわさのタワーマンションなのです。

ところが、オリックスグループは三井不動産および阪急不動産との共同事業で、高さ200メートルの超高層マンション「クロスタワー大阪ベイ」を大阪市港区に建設すると発表しました。高さでは「エルザタワー55」を抜き、日本一となる予定です(ただし階数は54階建て)。2006年8月の完成を目指して、建設が進められております。

また賃貸住宅では、都市基盤整備公団と住友不動産が東京汐留地区に建設した56階建てマンションが日本一です。3~44階までが都市公団の賃貸住宅「アクティ汐留」で、45~56階は住友不動産の高級賃貸住宅「ラ・トゥール汐留」となります。「ラ・トゥール汐留」は一番広い部屋だと専有面積が約265平方メートルで、賃料は216万8000円だそうです。年間家賃にすると、およそ2600万円です(汗)。

※掲載の写真は東京・品川エリアで現在建設中のコスモポリス品川です。

初代の高層マンションは21階建て


話はがらっと変わって、逆に一番最初に「高層マンション」と呼ばれた物件はどのようなマンションだか、ご存じでしょうか?

埼京線北与野駅そばにある住友不動産が販売した「与野ハウス」が日本でのタワーマンション(階数20階以上)第一号とされています。1976(昭和51)年に完成、21階建てのタワー棟をはじめとした4棟で構成される総戸数463戸の大規模物件です。敷地中央には広場を配置し、敷地内に公園や商業施設を併設するなど、築28年を迎えた現在も最近の新築マンションと何ら遜色のないランドプランとなっています。

<分譲タワーマンション階数TOPランキング>
順位マンション名住 所階 数完工年
1エルザタワー55埼玉県川口市551998
2Wコンフォートタワーズ東京都江東区542004
2センチュリーパークタワー東京都中央区541999
4シティタワー大阪大阪市中央区512003
5オークプリオタワーレジデンス大阪市港区501993
5晴海アイランドトリトンスクエア東京都中央区501997
7東京ツインパークス東京都港区472002
8アーバンビューグランドタワー広島市中区432003
8ベルマージュ堺大阪府堺市431999
8キングマンション堂島川大阪市福島区431998
8ザシーン城北アストロタワー名古屋市北区431996
8品川Vタワー東京都港区432003
(2003年11月14日付 日経産業新聞より)

60階マンション構想計画 東京勝どき


マンションの高層化はとどまるところを知らず、東京都中央区勝どきでは60階建ての超高層マンション2棟(2550戸)と商業施設などを複合的に建設する計画があります。04年末から工事を開始し、2008年に完成する予定となっています。

同案件は当初、ミサワホームホールディングスが事業主体として進めていましたが、住友商事(不動産業者ではなく商社)に事業譲渡されたことでも注目を集めています。総事業費2000億円とされる超大型マンション開発は、2度にわたる金融支援を受けているミサワホームホールディングスにとっては重荷以外の何ものでもなかったようです。

最上階のペントハウスにはどういった人が住むのか(?)興味深いところです。
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