(記事掲載日/2007.08.02)

2007年参議院選挙についての分析を速報でお知らせしましたが、今回はさらに詳細に分析してみたいと思います。果たして何が民主党の躍進を生んだのか、そして連立与党が立たされている岐路とは。

1ページ目 【まずは2007参院選、結果をしっかりおさらい】
2ページ目 【鉄壁の自民=公明の協力関係が働かなかった?】
3ページ目 【静かに自民基盤を侵食している民主党の勢力】

2007参院選結果おさらい

詳細に見ていく前に、2007参院選のおさらいをしておきましょう。下の図のように、自民大敗、民主躍進となり、自民党は初めて参議院での第一党の地位を失いました。

2007参院選の結果
2007年参院選の最終結果。



さらに、焦点といわれた「一人区(ひとりしか当選しない都道府県選挙区)」でも、自民党は大敗し、民主あるいは野党系無所属候補に議席を奪われました。特に四国は4県全てで議席を奪われる結果となりました。

1人区での結果
1人区での与野党激突の結果。



投票率は前回を上回りましたが、飛躍的な上昇というわけではありませんでした。しかしともかくも、統一地方選挙と同じ年に行われる「亥年」の参院選では投票率が低下するという「亥年現象」は、今回は起こりませんでした。

投票率推移
参院選投票率の推移。ピンク色の帯の年が「亥年」。



このことの影響は、後のページで見ていきたいと思います。

では、まずは注目したい「自公協力」について、次のページで見ていきたいと思います。