人気の健康飲料水に除草剤が混入!

花王「ヘルシア緑茶」に、異物混入! ある男性が、練馬区内のスーパーで3月26日に購入したペットボトル入りのヘルシア緑茶(350ml)を飲んだところ、下痢症状が発生。花王が調べた結果、除草剤の成分が検出されました。男性は、飲んだ時に洗剤や薬のような味がしたため、のどに指を入れて吐き出したとのこと。また、キャップが少し緩かったと話し、警察は、何者かが意図的に混入した疑いもあると、捜査を開始しました。ヘルシア緑茶と言えば、人気の「特定保健用食品」(国が健康への効用を示す表示を許可している食品)。「カテキン」成分を高濃度に含む健康飲料水で、ダイエット効果があるとされ、固定ユーザーは、300万人以上とも言われます。現時点では、他の客からの被害の訴えはなく、また、男性の妻が同時に購入した別の1本も、異常はなし。問題の1本だけ、意図的に混入された?

除草剤「グリホサート」とは?

その後、警察が調べたところ、問題の成分は除草剤「グリホサート」であることが判明。黄褐色の液体で人体に毒性をもち、摂取すると下痢や嘔吐などの症状が現れます。大量に摂取した場合には、ショック状態や心不全に至ることもあるため、飲んだ時は、ただちに医療機関で受診することが必要です。「グリホサート」は、農薬として登録されていますが、家庭の園芸用としても広く使われ、ホームセンターなどでも簡単に入手できるとのこと。ということは、混入経路の特定もなかなか難しい? 食品偽装にギョーザ事件、そして、今回の異物混入と、「食の安全」に神経をとがらせる日々は、まだ続きそうです。

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