(2003.05.09)

1ページ目 【イラク戦争のスピードを支えたアメリカのハイテク技術】
2ページ目 【人類のために作ったスパコンがアメリカには安全保障上の脅威?】
3ページ目 【「ハイテク戦争」アメリカは本気、相手の日本は他人事の不思議】

【イラク戦争のスピードを支えたアメリカのハイテク技術】
IT、ハイテクを利用でこれからの戦争は「量」より「スピード」か


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イラク戦争はご存じの通りアメリカの圧勝。しかも異例のスピード。空爆をしばらく続けてからじっくり攻略、と思われていたのに、空爆開始後すぐに侵攻、あっという間にバグダッドを制圧してしまいました。

あまりのスピードに、日本では「こんなに早く進んで、補給線は大丈夫なのか」などという声が聞かれたほどでした。

しかも主力になったのは陸軍の1個師団と海兵隊の1部隊のみ。これだけでバグダッドをやすやすと制圧してしまったのです。これは、軍事の優越性が「量からスピード」へと変わりつつあることを示しているのでしょうか。

「量からスピード」これを唱える中心人物が、アメリカ国防界のドン、ラムズフェルド国防長官です。スピードがあれば、敵に襲われにくく、敵の中枢だけを狙うので民間の死者も少なくて済む、ということのようです。

じっさい、心配されていたイラクのゲリラ戦もアメリカには決定的な打撃を与えることができなかった。アメリカは無人偵察機だので敵の位置を探りながらどんどん進んでいくのに、イラク部隊はアメリカ軍がどこにいるか、まったくわからなかったのですから。

もちろん、イラク戦争のこのスピードを支えているのは、さっきいったような無人偵察機や、スパイ衛星などのハイテク技術にほかなりません。アメリカ陸軍はハイテク化が遅れているといわれていましたが、この勝利によってハイテク化がさらに進むことになりそうです。

そう、アメリカの軍事力は圧倒的なハイテクが支えているのです。しかし、この優越性を脅かす存在があるといいます。それはしかも日本にあるという・・・