文章:石原 敬子(All About「よくわかる経済」旧ガイド)
ニュースで耳にするけれど、説明できないあの言葉。なんとなく分かるけれど、ちゃんと知っておきたいあの言葉。コッソリ学んで、日ごろの会話にさりげなく使ってみると、あなたのセンスがキラリと光るかも。社会人の常識!?いまさら聞けない経済用語シリーズでは、そんな言葉の解説をお届けします。第3回はファンダメンタルズです。■ファンダメンタルズ「経済の基礎的条件」と訳されいていて、経済のマクロ面あるいは個別企業の財務状況などのミクロ面についての指標を意味します。経済活動の状況を示す基礎的な要因のことです。■マクロ面ではある国の経済の基礎的条件は経済指標で示すことができます。経済指標とは、経済成長率GDP:国内総生産の伸び率のこと)、物価上昇率失業率財政収支の赤字(黒字)率経常収支の赤字・黒字額などのことです。■どんな時に使われる?(マクロ面)ファンダメンタルズという言葉をマクロ面で使うのはどんな時でしょう。例えば、為替について論議される時などがそうですね。これらのいくつかの指標の各国間の格差が、自分の国通貨と外貨との交換レートに反映されると考えられます。「日本のファンダメンタルが良くなって来ているから円高になるのでは・・・?」などという使われ方をします。(短期的にはそうではないでしょうが、中・長期的にはファンダメンタルズの良否が為替レートの水準を決めると思われます。)■ミクロ面では企業の基礎的な能力は、決算書から見ることが出来ます。決算書とは?財務諸表とも言われます。決算書には何が書いてあるのかというと、代表的なものは「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」などです。ここには、その企業のある一定期間の売上や利益、期末時点での財政状態、ある一定期間のお金の流れが表されています。■どんな時に使われる?(ミクロ面)主に、株式取引の際に参考にしたり、取引先にお金を貸したりする時にその企業のファンダメンタルズをチェックすることが多いでしょう。

例えば、株式投資をする際の、ファンダメンタルズに注目した投資手法をファンダメンタル分析といいます。これは、株価は会社の業績などで決まるという考え方で、投資対象とする個別企業の投資価値を調べて、この企業は本当に強いのか?弱いのか?を分析し、妥当と思われる株価の水準で投資をしようという分析手法です。ファンダメンタル分析と異なった投資分析をテクニカル分析といいます。こちらは、チャートによる分析で、株価の位置関係を見て、流れ、波動を主な判断材料にしている分析手法です。ただし、どちらを重視するか、または併用するかは、投資家それぞれの好みで違うようです。★関連情報★経営の指標を学ぼう [All About Japan 株]経営指標を学ぼう2 [All About Japan 株]
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