文章:石原 敬子(All About「よくわかる経済」旧ガイド)
ニュースで耳にするけれど、説明できないあの言葉。なんとなく分かるけれど、ちゃんと知っておきたいあの言葉。コッソリ学んで、日ごろの会話にさりげなく使ってみると、あなたのセンスがキラリと光るかも。社会人の常識!?いまさら聞けない経済用語シリーズでそんな言葉の解説をお届けします。第2回は外貨準備高です。■外貨準備高が急増?円高・円安、関係アリ?
2003年末現在の外貨準備高が、財務省より発表されました。2003年の経済ニュースでたびたび耳にした「政府・日銀による円売り介入」。その結果、外貨準備高が急増しました。「外貨預金を始めてみたいけど、為替ってどう読むの?」と思っている方は、ちょっと気になるニュースだったことと思います。
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■内訳は?1)外貨資産(預金、証券等)2)IMFリザーブポジションIMF(国際通貨基金)加盟国がその出資金に応じてIMFからほぼ無条件で借りることが出来る相当額。日本の場合はIMFへの出資額からIMFの円保有額を引いた残高3)SDR(特別引出権)既存の準備資産の補完という長期的かつグローバルなニーズを満たすためにIMFによって創設された準備資産
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