1.5倍に広がった銀座三越
晴海通りから見た銀座三越の新館。従来の建物と一体になって、売り場面積は1.5倍に
銀座エリアのランドマークである4丁目の百貨店『銀座三越』が、2010年9月11日、開業80年にして遂にリニューアルオープン。従来の店舗(西側)と新しい店舗(東側)が一体となり、売り場面積はこれまでの1.5倍に。地下3階~地上12階の、銀座・有楽町地区で最大規模のデパートに生まれ変わりました。縦に横に、とにかく広くなったという印象の新生・銀座三越、注目すべき10のポイントを、下層階から順にあげてみましょう。
【地下2階】紅茶とスイーツの素敵な出会いを演出
紅茶がずらりと並ぶ『デセール・テ』。スタッフの紅茶にまつわる説明が楽しいショップです
『ソオラ』のシフォンケーキ。LA発らしくモダンでスタイリッシュ
地下3階と地下2階の食品売り場には、食材や惣菜、ワインなどの他、紅茶を「スイーツの美味しさを引き立てる飲み物」として提案する『デセール・テ』がオープン。ダージリンを季節によって和菓子に合わせたり、また食品フロアにあるさまざまなスイーツを把握して、何がどの紅茶に合うかなどをアドバイスしてくれます。デセール・テ内には、LAのシェフが日本の素材にこだわって作るスイーツブランド『ソオラ』と、フランス発ピンク色のブリオッシュが有名な『フランソワ・プラリュ』など、日本初上陸のスイーツブランドもオープンしています。
【地下1階】ブランドの垣根を越えたコスメフロア
専門スタッフが対応してくれる『コスメインフォメーション』。心置きなく新製品のお試しもできます
新銀座三越のコスメフロアは地下1階。フロア中央の『コスメインフォメーション』には7人のコスメアドバイザーがいて、機械で肌診断をした後、どんな悩み・要望があるかをカウンセリングし、ブランドの枠を越えて商品選びをアドバイスしてくれます。(電話にて要予約)また色々なブランドの商品が一ヶ所に集められ、比較・検討できるトライアルスペースもあり、自分にあった商品を徹底的に選ぶことができる売り場となっているのです。
【地下1階】日常を楽しくするビューティセレクトコーナー
部屋に並べたくなるアイテムばかり
コスメフロアの一角には、日々の生活にプラスすると女子力がUPしそうな、ルームキャンドル、オーガニックな石鹸、香りのいいヘアケア商品などが世界中から集められた『ビューティ セレクト クレ・デュ・ボヌール』が。今まではバス用品に混じっていたり、雑貨の売り場にあったり、色々なフロアに散らばっていた美の逸品が、一堂に集められました。
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