ゾーンを分けながら一体感を持たせるには
このコーディネートでは、6畳間と8畳間の襖を取り払い、ひとつの空間にしています。広い方はリビング、小さい方がダイニング。それぞれのゾーンは部屋の中央、テーブルの上やソファまわりに意識が向くようになっています。二つの空間が、それぞれ独立しながらもつながっているという感じ。ボリュームのあるソファが、空間をゆるやかに区切ります。KARLSTAD/カルルスタード 3人掛けソファ(206×93×80cm)64,900円。子どものいるお宅という設定なので収納もしっかり。スライドして開けるMALM/マルム収納ユニット(85×42×30cm)7,990円 |
ソファの使い方がこの場合は大切で、四角くボリューム感のあるソファを置くことで、お部屋の区切りをきちんとつけています。また、ソファの座面高さはちょっと高め、ダイニングのチェアとほぼ同じなので、リビングにいてもダイニングにいても、視線を合わせて会話ができるようになっています。こうした工夫が、一体感のある空間を作り出しているんですね。
家族が集まるリビングは、ラグと照明でソファ周りに意識を集中
二部屋つないだときは、ラグと照明を上手に使って意識をリビングの中心へと向かわせるようにすると良いそうです。リビングの照明はお部屋の中心に来るように、テレビの邪魔にならない程度の高さにセッティング。REGOLIT/レゴリート ペンダント ランプシェード499円。ペンダントライトもインテリアの一部。天井近くに寄せてしまうと、照明そのものの美しい形がインテリアから離れ、まとまりが失われるので注意。JORUN/ヨルン ラグ(直径280cm)41,900円 |
リビングは、家族が集まる大切な部屋。この家族は夫婦と子ども、夫婦の両親の5人での暮らしという設定。リビングの中心に意識を集めるのはラグで、これがあるとないとでは部屋の引き締まり方が違います。
まだまだあります、IKEAのテクニック。照明の使い方ひとつでインテリアが見違えますよ。