家具・インテリア/家具・インテリア選びのトレンド・関連情報

IKEAイベントで教わったお部屋作りのコツ(2ページ目)

メルマガ読者限定記事としてまとめました。2008年11月のIKEAによる和室イベント記事「北欧デザイン×和室=新しい和の暮らし」で紹介しきれなかった、IKEA流ホームファニッシングの極意をどうぞ。

くろだ あきこ

執筆者:くろだ あきこ

インテリアショップガイド

ダイニング照明、60cm以下の法則

IKEAが推奨するダイニングの明かりは「テーブルからシェードまでの距離が60cm以下」。60cmをちょっと切るくらいの高さが、もっとも料理が美味しそうに見える距離なんだそうです。人の顔にも影ができにくく、楽しいディナータイムが過ごせます。

ダイニング照明、60cm以下の法則
実際に座ってみたときの様子。テーブルから60cm程度の高さなら、ちょっと視線を上げても、電球の光が直接目に入らないのでまぶしくありません(シェードの下端と照明との距離が近い場合は、多少の高さ調整が必要になる場合があります)

実際に60cmの高さに設置してテーブルのそばに立つと、照明が低すぎるんじゃないかと心配になるかもしれません。が、椅子に座ってみると、視界にほとんど入ってこないことがわかります。そして手元は明るくて見やすい。照明は、おしゃべりの邪魔にならない程度にテーブルに近づけるのが正解です。

意識を集中させるファブリック使い

ディナータイムには、お皿や料理でテーブルの上に色が溢れてしまうもの。いろんなお皿を組み合わせるのも、料理の楽しみの一つだから、それは諦めたくないわけですよ。そんなときは、全体的な調和を取りながら、お皿以外でテーブルの印象を引き締める簡単テクニックを試してみましょう。

意識を集中させるファブリック使い
ファブリックを敷いて、簡単にテーブルコーディネートを。 右:リビングなどにも同じ雰囲気のファブリックを使えば意識的なつながりができて、まとまりのある空間に

まずはテーブルの真ん中、長辺方向に細長いファブリックを敷いて、視線を集めます。つぎにプレースマットを置いて、ひとりひとりのエリアを明確に。これなら多少お皿にバラツキがあっても、一人分がちゃんとまとまって見えます。簡単すぎて拍子抜けしちゃいそうですね。素材感を統一すれば、お部屋全体でまとまりを出すこともできます。

さて、お食事が終わったらリビングへ。次のページでは「こだわってる感」が高まる照明の選び方をご紹介しましょう。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます