ダイニング照明、60cm以下の法則
IKEAが推奨するダイニングの明かりは「テーブルからシェードまでの距離が60cm以下」。60cmをちょっと切るくらいの高さが、もっとも料理が美味しそうに見える距離なんだそうです。人の顔にも影ができにくく、楽しいディナータイムが過ごせます。![]() |
実際に座ってみたときの様子。テーブルから60cm程度の高さなら、ちょっと視線を上げても、電球の光が直接目に入らないのでまぶしくありません(シェードの下端と照明との距離が近い場合は、多少の高さ調整が必要になる場合があります) |
実際に60cmの高さに設置してテーブルのそばに立つと、照明が低すぎるんじゃないかと心配になるかもしれません。が、椅子に座ってみると、視界にほとんど入ってこないことがわかります。そして手元は明るくて見やすい。照明は、おしゃべりの邪魔にならない程度にテーブルに近づけるのが正解です。
意識を集中させるファブリック使い
ディナータイムには、お皿や料理でテーブルの上に色が溢れてしまうもの。いろんなお皿を組み合わせるのも、料理の楽しみの一つだから、それは諦めたくないわけですよ。そんなときは、全体的な調和を取りながら、お皿以外でテーブルの印象を引き締める簡単テクニックを試してみましょう。![]() |
ファブリックを敷いて、簡単にテーブルコーディネートを。 右:リビングなどにも同じ雰囲気のファブリックを使えば意識的なつながりができて、まとまりのある空間に |
まずはテーブルの真ん中、長辺方向に細長いファブリックを敷いて、視線を集めます。つぎにプレースマットを置いて、ひとりひとりのエリアを明確に。これなら多少お皿にバラツキがあっても、一人分がちゃんとまとまって見えます。簡単すぎて拍子抜けしちゃいそうですね。素材感を統一すれば、お部屋全体でまとまりを出すこともできます。
さて、お食事が終わったらリビングへ。次のページでは「こだわってる感」が高まる照明の選び方をご紹介しましょう。