インテリアコーディネート/メゾン・エ・オブジェ&ミラノサローネ最旬情報

時を超えて!オリエンタル・ブルーの魅力(2ページ目)

17世紀に珍重された東洋磁器の繊細なブルーが、そのオリエンタル文化の様式と西洋の文化とあいまって、新しい世界観を、静かなオリエンタルブルーがいきいきと甦ってきています。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

2010春夏のインテリアポイントキーワード
「ORIENTAL BLUE(オリエンタル・ブルー)」


・セラミックホワイトとインディコの対比
・繊細な絵柄や技術
・オリエンタルスタイル
・ブルーのグラデーション

オリエンタルスタイルはAsiatides(アジアタイド)で…!

 
Asiatides(アジアタイド)社は、パリに拠点をおき、アジアの文化の家具やインテリア資材を使って、常に新鮮なインテリアシーンの演出、提案をしています。オリエンタルスタイルのアクセサリーの品揃えが豊富であり、そしてその中でもアジアンブルーへの想いは格別なものがあります。


ローゼンタールでパトリシア・ウルキオラが使ったブルー

 
ドイツのRosenthal(ローゼンタール)社は、今最も注目される女性デザイナーのひとり、パトリシア・ウルキオラとのコラボレーションにより、「Landscape(ランドスケープ)」というコレクションを発表しました。西洋のテーブルウエアと東洋の生活から生まれた食事に対する様式を融合化させたデザインは、セラミックホワイトにブルーが使われ新しいラインナップになっています。


パオラ・ナボーネが使ったライヘン・バッハのブルー

 
イタリアの女性デザイナー、パオラ・ナボーネが長年デザインを手掛ける、ドイツのReichenbach(ライヘンバッハ)は難しい手法のテーブルウエアーを提案していました。トラディショナルに敬意を表しながら、さまざまな土地で影響を受けた「Arts & Crafts」のエッセンスを挿入。独自性のあるフェミニンなデティールのブルーのグラデーションが特徴になっています。


今改めて、その昔ヨーロッパで珍重された東洋磁器の繊細なブルーが、そのオリエンタル文化の様式と西洋の文化とあいまって、新しい世界観を作っています。静かなオリエンタルブルーがいきいきと甦ってきています。

<DATA>
Exhibition: 2009MAISON & OBJET/メゾン・エ・オブジェ

■資料・写真提供:センシビリア主催「海外インテリアデザインセミナー」より
「SENSIBILIA 」・KYOKO SHINOZAKI/篠崎恭子


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