機能レールがカーテンをスムースに操作するための裏方的な存在だったのに対して、装飾レールは「魅せる」レール。カーテンを吊るだけではなく、カーテンや部屋のグレード感を上げるのに大きな役割を果たします。しかし、取り付けやセレクトのときに注意しないと折角のレールの美しさが引き出せないこともあります。失敗のないように選んでいきましょう。

装飾レールの名称などについてはこちらをご覧ください。
カーテンレールの基礎知識

装飾レールを楽しむ!

装飾レール
カーテン上部にリボンをつけて、レールに通しても可愛い。(画像:TOSO)
装飾レールはいろいろな種類があり、使っている素材も木製や真鍮・アルミなど金属製、樹脂仕上げのものなどがあります。見せるためのレールなので、カーテンを掛けるには、レールを隠さないようにリングに吊ります。装飾レールは見せるレールなので、リングを使わずに、カーテン生地でタブを長めに作って吊る、ハトメ穴に通して使うなどいろいろな掛け方を楽しんでもいいですね。

装飾レールも操作性重視の時代へ

装飾レール
リングの内側に樹脂を施して滑りや音の問題もクリア(画像:TOSO)
装飾レールは見た目は良いのですが、カーテンを吊るすリングの滑りが悪く、カーテンの開閉が思うようにいかない、また、レールとリングがぶつかって音がするといった問題もあります。

装飾レール
装飾レールに機能レールのランナーを組み込んだタイプ。カーテンの開閉はとってもスムーズ。(画像:TOSO)
最近の装飾レールは、リングの内側に樹脂を施しているものもあり、操作性も向上し、音の問題も解決しつつあります。さらに、装飾レールに機能レールのようなランナーを使いより操作性の良いレールも登場していますので、ショールーム等で操作をしてみると良いでしょう。

装飾レールは納まりチェック!

装飾レール
アイアン製の装飾レール。同じレールでもギホシのデザインを選べるものが多い。(画像:TOSO)
装飾レールはその美しさが引き立つように使っていきましょう。装飾レールのチャームポイントは両側についているギボシ。装飾レールを使う場合には、このギボシが引き立つように計画をたてます。

装飾レールは、一般的に窓枠よりも100mm~150mmくらい上に、また、窓の外側より100mm~150mmくらい長く取り付けます。機能レールを設置するときよりも窓回りにスペースが必要となるので、他のエレメントとの取り合いには注意が必要です。

装飾レール
後側のシンプルなギボシは省スペースタイプ。レースに装飾レールを使うときにもオススメ。(画像:TOSO)
例えば窓の片側が入隅になると、せっかくのギボシをつけることができません。また、ギボシ部分がエアコンとぶつかってしまったり、吊り戸棚の扉を開けるとぶつかって扉が全開しないということも起こります。他のアイテムとの納まりに問題がある場合には、ギボシを小さなものに変えたり、窓枠内にかけるローマンシェードなど別の掛け方を検討するなどで対応していきましょう。


取り付け下地の確認を

カーテンを吊るだけでなく装飾レール自体にも重量がありますから、取り付けがきちんとしていないと落下する恐れがあります。取り付けを考える前に窓の上部にネジが留められる木下地(※)がはいっているか確認してみましょう。

※木下地の有無はこんな商品でチェックすることができます。→ ワンプッシュ

装飾レールは太め?細め?

装飾レール
小さな窓用に細い装飾レールもあります。窓の大きさとのバランスを考えて選んで。(画像:TOSO)
装飾レールには、いろいろな太さのレールがありますが、基本は窓の大きさとのバランスや強度を考えて選びます。目安として装飾レールの径28mm前後のものは、幅1800mm~2000mmの掃き出し窓に合わせて使われることが多いですね。それより径の細いものは小窓に、径が30mm以上あるものは幅広や高さが高い窓に用いるとバランスよく見えてきます。 しかし、最近はシャープで軽やかなインテリアスタイルが人気があり、それに合わせて従来よりも細めのレールを選ぶ場合が増えています。


次ページではいろいろなデザインの装飾レールを紹介!インテリアスタイルに合わせて選びましょう。