ベッド/ベッドの選び方

体験!ベッドを自分仕様にカスタマイズ(2ページ目)

ベッドを自分にぴったり合うように作れるんです。様々なデータを見ながら快適に眠れるベッド作りを体験。

鈴木 理恵子

執筆者:鈴木 理恵子

インテリアコーディネートガイド

緩めて入れ替えて調整

ガイド鈴木の測定結果は下記のようになりました。
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左:仰向けと横になったときの体圧分散の様子。青や茶色、赤のところに強く荷重がかかっています。
右:横向きで寝ると背骨が肩の部分では高く、腰の部分ではぐっと落ち込んでいます。(画像撮影:鈴木理恵子)


この結果を見て、理想の寝姿勢に近づけるべく調整をしていきます。ガイドの体圧分散チェックや寝姿勢チェックでは、お尻や肩の部分に強く圧力がかかっていました。この部分にかかる圧力を和らげるため、バネをゆるく調整するのです。

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左:お尻の部分に圧力がかかるのでバネを緩めて柔らかく。
右:横向きで寝ると肩の部分に圧力がかかるので、バネを抜いたり、一段低い部分に変更して体圧がかからないように調整します。(画像撮影:鈴木理恵子)


カスタマイズ度をビジュアル確認

野村氏「どうですか、寝心地は」
ガイド「肩のあたりが柔らかくなったので、横姿勢でもOKです」
バネ調整後にベッドに寝てみると、なるほど、調整前より体にフィットする感じが生まれています。特に、横になった状態で肩のあたりが楽なのには驚きです。

さて、数値はどうなっているのでしょうか?理想の寝心地に近づいたでしょうか?

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体圧分散図になります。上段が調整前・下段が調整後です。調整前に強い圧力がかかっていた部分が、調整後では少なくなっているんです!(画像撮影:鈴木理恵子)
結果を見てみると、体圧分散では、仰向けの姿勢では赤の部分が、横向きの姿勢では、青や茶色の部分がなくなり、体圧分散具合が均一化されてきたのがお分かりになりますか。

寝姿勢のチェックでは、凸凹だった背骨が緩やかなカーブに近づいてきました。このように感覚だけではなく、実際に測定値を目にすると自分にあったベッドというのがどのようなものか納得できますね。
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背骨の様子です。左が調整前・右が調整後です。調整前は凸凹だった背骨ラインが調整後はなだらかになってきました。(画像撮影:鈴木理恵子)


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