インテリアコーディネート/部屋別コーディネート術

新一年生!いい学習机を選ぶには

勉強のためだけでなく、子供にとっては初の自分スペースとしてとなる机。学校にあがると、教科書、文具、ノート、ランドセルなどたくさんモノが増えるのでその収納も活躍。学習机の使い勝手やデザインで注意したいポイントをご紹介しましょう。

執筆者:鈴木 理恵子

この春、新入学を迎えるお子さんをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。この機会に子供部屋や子供用の机を与えようかなぁと思っている方も多いのでは。今回は、学習机を選ぶポイントをご紹介していきましょう。

子供スペースを決めて収納上手に

机は収納場所としても活躍

低学年のうちは、一人だとなかなか勉強もはかどらず、だれかと一緒に勉強をすることが多いそう。机は文具の収納場所と考えては。

実のところ、子供が低学年のころは子供部屋で勉強をすることは少なく、リビングやダイニングで家の方に見てもらいながら勉強をするのが大半です。ですから、まだまだ机は必要ないとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

しかしこの時期、教科書やノートを始めいろいろな学用品も増えてきます。その収納場所として机を考えてもいいですね。「机は子供のスペース」として、自分のものは自分でしまうといった習慣を身につけるのにちょうどいい機会です。机を買わないのであれば、子供用のキャビネットなどを決めて、子供自身で必要なものをきちんと戻せる工夫をされるとよいでしょう。

種類いろいろ学習机

リビングの学習机

リビングに置いても違和感なくなじむ机も増えている(画像:カリモク家具)

一般的な学習机の大きさは、幅1100mm前後、奥行き600~700mm、机の天板までの高さは700~730mmくらいとなってます。机を置くスペースが取れない場合には、幅1,000mm程度の机もあります。

形は、平机、上置きがついたもの、ライティングデスクなどがあります。他にも、ベッド下スペースに収めるものや対面式で使えるなど様々。どんなタイプにするのかスペースや使い勝手の面から検討しましょう。最近は、小さい頃はリビングに置き、大きくなってから個室に移動して使うことを想定して使える商品も増えています。

 

収納大の棚つき学習机

収納量がたっぷりととれる棚つきの学習机(画像:イトーキ)

収納スペースを重視するならば、上置きのハイタイプやライティングデスクの本棚付のものなどがお勧めですが、背が高くなる分圧迫感も出てきますし、窓位置や空調等とのレイアウト調整が必要になります。

 


次ページは子供の成長に合わせて机を選ぶポイントをご紹介していきましょう。
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