カーペット・絨毯・ラグ/カーペット・絨毯・ラグのコーディネート術

カーペット、どの敷き方を選ぶ?(3ページ目)

カーペットを敷くといってもいろいろな敷き方があります。敷くスペースによってイメージがぐっと違ってきますよ。部屋全体に敷き詰める?それともラグでピース敷きにする?

鈴木 理恵子

執筆者:鈴木 理恵子

インテリアコーディネートガイド

大きさで雰囲気が変わるピース敷き

ピース敷きの場合、ラグの大きさによっても部屋の印象が変わります。市販のラグでよく見かけるのは、角型の1400×2000mmのものですが、大きさや形をオーダーできることもあります。部屋と敷くスペースのバランスや目的を考えながら検討してみましょう。

ラグ

左:リビングのソファ前に納まる大きさの1400×2000mmサイズのラグ。目線の中心となる部分がラグで覆われるので部屋のアクセントに。このサイズは種類が豊富なので選びやすいでしょう。(画像:in The ROOM) 右:ラグは角型だけではありません。丸型や変形のものもあります。ソファのコロンとしたデザインに合わせて丸型をチョイス。可愛く面白みのある空間に。この大きさはφ1600mm(画像:日本フクラ)


ラグ

左:ソファ下まで覆う1800×2250mmのラグ。視線に入る部分がすっぽりと覆われるのでリビングスペースとしての独立感が高まりますし、小さいサイズのものより豪華に感じます。 右:さらに大きなラグになるとずっとゴージャスな印象になりますが、部屋が広くないと圧迫感がでることも。部屋の大きさとバランスを考えて選びましょう。(画像:左右とも日本フクラ)



組み合わせを楽しむ重ね敷き

カーペット
ラグon カーペットのテクニック。色や柄の組み合わせが楽しめます。(画像:川島織物セルコン)
その他、敷き詰めにしたカーペットの上に部分的にラグなどを重ねて敷くこともあります。保温性が高まるほか、ベースとなるカーペットとラグなどの色や柄の組み合わせを楽しむことができます。

重ねて敷くとシワがよりやすい、ズレやすいといった問題もありますから、下に滑り止めを引くとよいでしょう。

《画像協力》
川島織物セルコン
サンゲツ
日本フクラ
in The ROOM
無印良品

いかがでしたか。ラグは注目アイテムなのか、メーカーやショップでも扱いが増えている気がします。既存の床の色が好きでなかったり、痛んだ傷を隠したりとイメージチェンジには便利なアイテムの一つです。模様替えを検討する前には、どんな敷き方が合うのか検討してくださいね。


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