明日の用意を自分でしよう
そろそろ一年生。学校の準備は自分でできるようにしたいもの。 |
使いやすい収納が自立を促す
就学すると持ち物も増えますから整理も大変です。自分で準備させたいと思っていても、子供にとって使いにくい収納だと、結局は片付けや準備は親の仕事になりがち。一年生でもしまいやすく取り出しやすい収納を考えてあげましょう。ハンガーパイプは身長×1.2まで
部屋に備え付けの収納は、子供の成長に合わせて変化ができればいいのですが、あらかじめ準備されているハンガーパイプや棚は設置位置が高く手が届きにくいこともあります。平成18年度学校保健統計調査によると7歳の子どもの身長平均は男子122.5cm女子121.7cmです。一般的に物を出し入れできる棚の高さの上限は、身長×1.2が目安です。ですので、一年生でも使いやすいパイプや棚の高さは140cm前後と考えておけばいいでしょう。引き出しは目線より下に
子供の洋服は畳んで収納するものも結構あります。自分でその日着る物を用意したり、洗濯の終わった衣類を片付けるなどもすすんでできるように出し入れのしやすいキャビネットなどもあると良いでしょう。引き出しの場合は、目の高さより下でないと中に何がはいっているのか見えません。目の高さは身長×0.9が目安ですので、一年生であれば、引き出しの上限高さも100cm前後までにしておくと良いでしょう。操作も子供の力でも安全でスムーズに動くように、・取っ手が掴みやすい
・スライドレールが使ってあり軽く引き出せる
・ストッパーがついていて引出しが落ちない
などを確認しておきましょう。
次ページでは使いやすく見た目も素敵な収納をご紹介していきましょう。子供部屋の雰囲気に合わせて選んでくださいね。
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