スーパーでの日常の買い物にしても、服や化粧品などにしても、無駄使いを防げればそれだけ支出が減りますので、実は一番の節約どころ!
お買い物の支払方法は、現金やクレジットカード、電子マネー、デビットカードといろいろありますが、今回はそれぞれの利用時のメリット・デメリットや、無駄使いを防ぐポイントをご紹介していきます。
現金は使用額がわかりやすい反面、記録をしないと曖昧に
やはり、使用した金額が目に見えてわかりやすいというのが、現金で支払う最大のメリットでしょう。ただ、家計簿などに支出の記録をしないと、いくら使ったのか曖昧になってしまいます。毎月の生活費は現金で管理しているという人は、使用できる金額(予算)を決めて、その金額だけ財布に入れるようにすることが無駄使いを防ぐ最大のポイント。例えば、食費予算は月3万円と決めたなら、毎週6000円だけを財布に入れるようにすると、使い過ぎをグッと防ぐことができます。
クレジットカードは家計管理に便利だけど、無駄使いしやすい
クレジットカード会社から利用明細書が発行されるので、家計管理に便利。ポイントも貯まるので、上手に使えばいろいろとお得なことがあります。ただ、使用限度額までならいくらでも使えてしまう怖さがあり、明細書を見るまで使い過ぎに気づかないことがあります。無駄使いを防ぐには、予算枠をしっかり決めておき、使った金額はメモ程度でも書き留めておくとよいでしょう。支払はリボ払いは利用しないこと。使い過ぎる傾向がある人は少額の買い物には使用せず、大きな買い物の時だけ利用を。
また、利用後に使った金額分を即引き落とし口座へ入金するか、使まとめて封筒などに取り分けておくと、引き落とし時に慌てることがなくなります。
ポストペイ式やオートチャージの電子マネーは注意が必要
プリペイド式(前払い式)の場合、チャージした残高以上の買い物ができないので使い過ぎることはありません。でも、ポストペイ式やオートチャージ(後払い式)の場合はどんどん使えてしまうので、クレジットカードと同様な危険が…。ジュースやお菓子等、少額の買い物が手軽にできる便利さから、チリも積もれば山となるように使い過ぎる可能性があります。プリペイド式なら1ヶ月にチャージする金額を決め、決まった金額以上はチャージしないようにすること。オートチャージの場合は、自動チャージする金額を1ヶ月に使用できる予算内に設定することをおすすめします。
デビットカードの引き落とし用に専用口座を作れば安心
デビットカードは、クレジットカードのように後払いではなく、商品購入時に即(あるいは数日後までに)預金口座から引かれるので、口座残高以上の使い過ぎがありません。ただ、決済が手軽な上に、貯蓄残高が多い場合はいくらでも使えてしまう怖さがあります。
デビットカードの引き落とし先として使用する銀行口座は、給与振込口座や貯蓄口座などとは別に分けておくとよいでしょう。さらに、その口座には一定金額以上の貯蓄残高を入れておかなければ、使い過ぎを防ぐことができます。