古くは八重歯、ちょっと前ならえくぼ、涙袋など。一世を風靡する女優やアイドルに見る、チャームポイントのトレンドは、時代とともに移り変わり、ある種、その時代を象徴するものだったりする。今もっとも熱いチャームポイントとして注目を集めているのが「アヒル口」。モデル出身、webで広く活躍するまつゆう*を中心にしたtwitter上における「アヒル口」をテーマにしたポストが波及し、世の隠れ「アヒル口」たちが次々に登場。その盛り上がりは「アヒル口」本の出版にまでこぎつけている。上戸彩、吉高由里子、広末涼子…なるほど、アヒル口、美人ぞろいである。「上唇薄め、きゅっと口角が上がった口」と評したオールアバウト「恋愛」ガイドの橋本明彦氏に、その魅力について聞いてみた。

「恋愛」ガイド橋本明彦

「恋愛」ガイド
橋本明彦

「唇は女性のセックスシンボルのひとつです。昔から女性の魅力を語る上では欠かせません。『アヒル口』という名称こそ最近使われるようになりましたが、上唇が薄く、口角がぎゅっと上がったこの形は昔から好かれていたと思いますよ。

ぼってり艶のある厚めの唇も同じく、根強い人気を誇りますが、こちらはやや攻撃的、強そうなイメージがあり、ハードルが高い印象を持たれがち。それに対してアヒル口はとっつきやすそうなイメージがあります。親近感、カジュアルともいえますね。かわいらしいことは言わずもがな、なんだかいけそうな気がするという(笑)」

八重歯にしろえくぼにしろ、中には長くその良さを叫ぶファンもいるが、このチャームポイントに関してはどちらかというと流行り廃りがはっきりしている。今まさに盛り上がるアヒル口ムーブメントの行く末はいかに。

「フレンドリーと申しましたが、昔の人にはウケない可能性もありますね。なにせ、昔の人は唇が薄い人は薄情、逆に厚い人は情にも厚い、という言い伝えがありますから。

一方で世界で通用するチャームポイントかもしれません。ドナルドダックのような世界的な人気を誇るアヒルキャラがいますし、プリングルスのポテトチップを2枚上下に加える仕草、あれもまさにアヒル口ですよね。キャメロン・ディアスやアンジェリーナ・ジョリー、国境を越えてアヒル口美人は存在します。世界のアヒル口と日本のブームが繋がったら、面白いですよね」

世界的なアヒル口ブーム…ありそうだが、アヒル口の魅力はあくまで親近感。遠くへ行ってもらっては困る。
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