旭山動物園、冬と夏の楽しみ方!
円柱水槽と大水槽をアザラシが自由に泳ぎ回っています
では、いったいなぜ、そんなに注目度が高く人気があるのでしょうか? 正直、場所としては遠いのですが、ガイドも「また行きたい」と思います。そのリピーターを引きつける魅力はどこにあるのでしょう? いろいろ考えてみました……。結論としては、次の5つが「人気のヒミツ」なのではないかと思っています。
- アイデア展示が秀逸……全国各地の動物園が参考にするほどです
- 動物への愛情があふれている……動物第一の展示方法も含めて
- 動物が生き生きしている……展示方法と動物への愛情の賜物でしょう
- 食事がおいしい……グルメ大国・北海道だからこそ
- 2つの季節を体験できる……冬と夏、それぞれの魅力があるんです
だから「一度行ってみたい」し、「また行きたくなる」のではないでしょうか。では、そんな旭山動物園の魅力を、冬の旭山動物園(冬期:11月~春休み)と、夏の旭山動物園(夏期:GW~10月)の、2つの季節に分けて紹介します。
冬の旭山動物園
正門を入って正面に広がる「冬の旭山動物園」の風景。この日は一面雪景色
水槽を上下する姿で有名なアザラシですが、冬は屋外に注目。写真のような「流氷広場」でしばらく様子をうかがっていると、アザラシがヒョイと顔を出します。「もぐもぐタイム」になれば、みんな雪の上へ登場。必見です!
雪の上を歩くホッキョクグマの姿はサマになります。写真左に見える「シールズアイ」からなら、ノッシノッシと歩く様子をホッキョクグマの足元の目線で見ることができて迫力満点。ちょうど見たときに歩いてくれればラッキーです
「もうじゅう館」にはトラ、ライオン、ヒョウ、ヒグマがいます。冬に強いのが寒い地域がふるさとのアムールトラ。雪の中を元気よく歩き回っています
「オオカミの森」で、オオカミを間近に見られるのが「ヘアーズアイ」。ホッキョクグマと同じく、ちょうど入ったときにオオカミが近くに来てくれるとラッキーです。外に出てしばらく見ていると遠吠えを聞かせてくれることも
ニホンザルが暮らす「さる山」。さすがにニホンザルたちは寒そうで、お互いに暖め合っている様子が、なんともほほえましい限りです。「さる山」の背景に広がる雪景色がなかな絵になるグッドロケーションです
「ぺんぎん館」で“空飛ぶペンギン”が見られるほか、冬の風物詩「ペンギンの散歩」があります。例年、12月中旬~3月中旬の期間限定開催。雪の中をうれしそうに歩いていくペンギンの姿は、これ以上ない可愛さです