地味ながらも嬉しい通話用ボタンの追加やキーボードも改良
従来機種では画面下にボタンがなく「電話がかかってきても取りにくい」という不満につながっていたのだが、SH-03Bでは、画面横に発話と終話のボタンが配置されるようになった。これですぐに電話がとれるようになったのは、地味ながらも便利だったりする(ガイドはSH-04Aを持っているが、相当、不便に感じていた)。もうひとつ、ユーザーからしてうれしい配慮がキーボードの改良。SH-03Bでは、数字ボタンが独立して配置されるようになった。SH-04Aでは上段に配置されたキーに数字を割り振っただけであり、数字を入力するにはいちいちファンクションキーを押しながら打ち込むということが必要だった。SH-03Bではダイレクトに数字が打ち込めるので、とても快適だ。
数字ボタンが独立して配置されるようになったキーボード
さらに、読み方を入力した後にデコメ絵文字を表示できるようになっている。いちいち、デコメ絵文字一覧から、入力したいデコメ絵文字を選ぶ必要がないので、サクサクとメール作成が行える。
メールやブログなど、ケータイからの情報発信が多いユーザーに最適な一台
SH-03Bでは、動画や静止画を撮影したあとにキーボード部分をスライドするとすぐにブログにアップしてくれる機能も備わっている。待受画面からスライドするとすぐに新規メール作成画面にジャンプするといったことも可能だ。とにかくSH-03Bは、メールやブログなど、ケータイから情報を発信する機会が多いユーザーに最適な機種に仕上がっている。従来機種よりも完成度が高まっているので、満足度もかなり高く使うことができるだろう。
スライドするとすぐに新規メール作成画面にジャンプする
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NTTドコモ SH-03B