住宅購入のお金/住宅購入の関連情報

住宅ローンいくら借りる?(1)借りられる額(2ページ目)

人任せで住宅ローンの借入額を決めた結果、「借り過ぎ」になってしまうケースがどれだけ多いことか。「借りられる額」と「返せる額」の2つの物差しについて知っておきましょう。

久谷 真理子

久谷 真理子

住宅購入のお金入門 ガイド

相続・不動産のコンサルティングから実行まで幅広くサポート。執筆やセミナーなど多数。

プロフィール詳細執筆記事一覧

年間返済額の上限を出してみよう

返済負担率を使って、年間返済額の上限を出してみましょう。
返済負担率

返済負担率


例えば、年収が500万円だった場合、返済負担率は35%以下(表参照)。この数字を使うことで、金融機関の示す年間返済額の上限を出すことができます。
500万円×35%=175万円
年収500万円の場合、年間ローン返済の上限額は、175万円ということです。借入額はこの数字をもとに、金利、返済期間を考慮のうえ算出されます。

注意点は、この175万円には、既存借入の返済額も含まれるということ。車のローン、教育ローン、カードローンなどを利用している人は、その分の返済額を175万円から差し引いて年間返済額の上限を考えなくてはなりません。

ところで、年収が同じであれば、ほぼ同額のローン返済が可能でしょうか?私たちの生活はさまざまで、何にどの程度のお金をかけたいかといった価値観も違います。「この金額だったら借りられるから大丈夫」と言われて、そのまま借りてしまうのは危険。それでは、どうしたらいいでしょう?

答えは、「住宅ローンいくら借りる?(2)返せる額」をご覧ください。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます