クレジットカード

社会貢献型クレジットカードで得するカードはこれだ!

クレジットカードで買い物をしながらその一部を寄付に回せればこれほど素晴らしいことはありません。この要望に答えてくれるのが社会貢献型クレジットカード。支払額の数%を貧困にあえぐ人やエイズ患者の援助に寄付できますから、優れたカードです。なかにはアーチストやスポーツ選手絡みのユニークなものもありますから、紹介しましょう。

岩田 昭男

執筆者:岩田 昭男

クレジットカードガイド

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U2のボノというとロックアーチストですが、それだけでなく社会慈善家としても知られています。アフリカのエイズ患者救済のためのREDプロダクトは有名で、アメリカン・エキスプレスやアップルといった名だたる会社がパートナー企業として参加しています。アメリンカ・エキスプレスは2006年から英国で「レッドカード」という社会貢献型クレジットカードを発行(年会費無料)。カードの支払い金額の1%をアフリカのエイズ撲滅に取り組む「the Global Fund」に寄付しています(日本では発行していませんから注意してください)。

日本のアーチストの社会慈善活動というと、Gacktの「Save Our Dears」というチャリティ基金がよく知られています。Dearsというのは、Gacktのオフィシャルファンクラブ。そのオフィシャルカードである「Dears Card Upty」(オリコ発行)に入会すれば、1500円の年会費のうち1000円が寄付に回され、「Save Our Dears」を通じてアジア全般のチャリティ活動などに使われます。

プロゴルファーの上田桃子は2008年から盲導犬普及の支援活動「桃犬プロジェクト」を始めています。桃犬プロジェクトとは、上田選手が獲得したバーディーの数に応じた金額を盲導犬の支援に充てるというもの。バーディーを決めることがチャリティにつながるため、プレーをするうえでのモチベーションのひとつになっているといいます。その延長として社会貢献型クレジットカードの発行を始めました。「桃犬(モモケン)カード」(セディナ発行)がそれです。年間バーディ(イーグル含む)数に応じた額のポイントが貯まり(1バーディ=1わくわくポイント)、それが盲導犬普及啓発活動を支援する団体へ寄付されます。ちなみに2008年度はバーディ(イーグル含む)数は349でしたから、一人当たり349円の寄付が行われたことになります。それほど高額というわけではありませんが、バーディ数と連動させたところがユニークです。
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