多様化する布団乾燥機

オプション機能が布団乾燥機選びのポイントに

オプション機能が布団乾燥機選びのポイントに

布団乾燥機は古くからある家電の1つ。当初は布団を乾燥させるためだけの製品でしたが、近年ではオプション機能が増えて多様化しています。

花粉症を患う人の増加により、花粉が飛ぶ時期には屋外に布団を干さない家庭が増えてきていることや、集合住宅の規約でベランダに干せないというケースも。また近年共働き家庭が増え、日中布団を干すことができないという家庭が増えているのも需要増加の一因でもあります。

価格は布団乾燥機能のみであれば3000円くらいから、ダニ退治フィルターや衣類乾燥カバーなどオプション機能が豊富なものは2万円前後のものもあります。


布団乾燥機の選び方

三菱ふとん乾燥機での衣類乾燥の例

三菱ふとん乾燥機での衣類乾燥の例

■マットの大きさ
布団乾燥機能だけで見ると、マットの大きさで選択肢があります。シングルサイズかダブルサイズか。2種類用意しているメーカーもありますが、最近では布団が大型化していることもあり、ダブルサイズのみ発売しているメーカーも多くなってきています。

■衣類乾燥機能
布団乾燥機のオプション機能として、衣類乾燥機能をうたっている製品も多くあります。乾燥方法としては、マットを折りたたみその中にTシャツや小物類をいれて乾燥させる方法と、衣類ドライカバーが付属されていて、ハンガーを利用した状態で衣類を乾燥させることができる製品もあります。

■靴乾燥・ブーツ乾燥機能
衣類乾燥機能とともに布団乾燥機のオプションとして便利に使えるのが靴乾燥、ブーツ乾燥機能です。雨の日に濡れてしまった靴の乾燥にも便利ですが、ブーツは普段着用しているだけでも身体から出た汗が乾燥しづらく、雑菌が繁殖して臭いの元となるため、蒸れが気になったら乾燥させるようにしましょう。

使い方は簡単で、付属のブーツ(靴)乾燥用アタッチメントを布団乾燥機にとりつけて乾燥させます。アタッチメントの長さによってブーツ用、靴用と用途が分かれるのですが、1本で3段階に長さを変えられ、どちらにも利用できるようになっている製品もあります。

■ダニ退治機能
天日干しではなかなか厚い布団の中側まで熱が届かなかったり、日照時間すべて日当たりがよい環境に干せるという環境も少ないため、天日干しだけで布団のダニ退治をするのは簡単ではありません。

その点、布団乾燥機は高温で布団を乾燥させるため、一気にダニを退治することが可能となります。ただし、一般的には布団乾燥機でダニが死滅しても死がいが布団の中に残ってしまうので、それらを定期的に掃除機で吸い取るところまでしてダニ退治完了となります。

最近の布団乾燥機は、ダニや花粉などのアレル物質を通さないフィルターがついているものもあるので、その点もチェックするとよいでしょう。

布団乾燥機の電気代

気になるのは実際に使用している時の布団乾燥機の電気代です。布団乾燥のみの電気代比較であれば、各社にあまり違いはありません。550~700w程度の消費電力で約1時間で乾燥できるため、1回あたりの電気代は高いものでも15円程度。

中には、日立リビングサプライから2009年に発売された「アッとドライ」(HFK-PD1、HFK-PD2)のように温風の流れに工夫をし、約38分で布団乾燥が可能で、1回の電気代も約9.5円という製品も登場しています(22円/kWhにて計算) 。

代表的なメーカーの布団乾燥1回あたりの電気代

 代表的なメーカーの布団乾燥1回あたりの電気代


また、布団乾燥機を利用しての衣類乾燥時の電気代は、2時間で約24円程度です(ワイシャツ、半袖肌着、トランクス、ハンカチ各2枚、くつ下2足の場合)。


このように布団乾燥機能自体では、各メーカーでそこまで大きな違いはありません。そのため、選ぶときのポイントとなってくるのがオプション機能です。衣類乾燥機能が必要なのであれば、ドライカバーがついているものかどうか。ダニ退治機能が必要であれば、フィルターはどのような構造をしているか。フィルターの交換期間はどれくらいか、またフィルターが入手しづらいと後々不便になってしまうのでその点も事前の確認が必要です。

自分の希望するオプション機能の部分をメーカー別によく比較検討することが失敗しない布団乾燥機選びのポイントとなってきます。各メーカー別の布団乾燥機の特徴をまとめましたので、参考にしてください。

>>各メーカー別の詳しい特徴を紹介します



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