保育園や保育行政のあり方は、自治体によってさまざまです。どこに住むかによって、保育園に入れるかどうか、保育料の金額なども異なります。
「○○市はなかなか入れないらしい」「○○区は0歳では預かってくれないんだって」などの保育園に関する情報を、「誰かがそう言ってた」というだけで判断していませんか?
もちろん、自治体ひとつひとつに問い合わせれば本当のところは分かるはずですが、個人で調べていくのは大変です。
そんな方に朗報。保育園児の親たちによる「保育園を考える親の会」がまとめた「95都市保育力充実度チェック」の2003年度版が発行されました。
http://www.eqg.org/oyanokai/
●「95都市保育力充実度チェック」について●
<どんなもの?>
保育園児の親たちによる有志のグループ「保育園を考える親の会」が、全国95の自治体の保育行政についてまとめたものです。
対象となっているのは、首都圏近郊、および全国の政令指定都市。各自治体へ行ったアンケートの回答を、一覧形式にまとめてあります。
<何が分かるの?>
「保育料」「待機児数」「0歳児保育の実施率」「延長保育についての情報」「自治体が助成する認可外園に関する情報」「保育ママに関する情報」などの項目が立てられています。
例えば、
「○○区の3歳未満の保育料の最高額は○○円、中間額(世帯年収721万円の場合)は○○円」
「○○市の待機児数は○人、待機児率は○.○パーセント」
ということが分かる、というわけです。
また、気になる「公立保育園の民間委託・民営化」の計画の有無についても回答がよせられています。
<どうしたら手に入る?>
メールで「保育園を考える親の会」に申し込みます。
1冊500円(プラス送料)です。
くわしくは、こちらをご覧ください。
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