ソメイヨシノの由来
まず最初に、ソメイヨシノ(染井吉野)の由来から解決しておきましょう。「染井」とは、江戸時代の江戸染井村のことで、今の東京都豊島区巣鴨や駒込あたりの旧地名です。当時は植木屋が多くあったようです。その植木屋から幕末に「吉野桜」として出された品種と言われています。
木の生長が早く花も良くつくので、観賞用として全国的に広がり、藤野寄命氏が「吉野桜」という名称では大和の吉野山の山桜と混同してしまうと、1900年に「染井吉野」と名付けたと言われております。
ソメイヨシノは、生長が早く花も良く付くのですが、寿命は短い方です。オオシマザクラ(大島桜)とエドヒガン(江戸彼岸)の雑種と言われています。
日本の野生の桜
■日本の桜ソメイヨシノは二つの種の雑種と言いましたが、日本には9種類の桜の原種があるそうです。オオシマザクラ(大島桜)とエドヒガン(江戸彼岸)はこの原種の中の1種です。
こちらのページでは日本に分布するという意味で、中国原産のものも含め、10種類の原種が紹介されています。
日本五大桜
■桜巨木伝このタイトルのとおりで、桜の巨木および名木を紹介しているページです。特に有名な約100の巨木については写真付きの解説がついています。
日本五大桜と称される桜はいくつご存知ですか?近所の公園もいいですが、巨樹・名木を眺めるのも格別かもしれませんね。どれも国指定の天然記念物です。まさに、圧巻です。
●「福島の三春滝桜」★
●「埼玉の石戸蒲桜」
●「山梨の山高神代桜」★
●「静岡の狩宿の下馬桜」
●「岐阜の淡墨桜」★
ちなみに、日本三大桜というと、★印の桜になります。
次に、桜の品種図鑑サイトをご紹介します。ソメイヨシノ以外ってどのぐらいご存知ですか?