三陸伝統の風習で「おもてなし」
トンネルの中では真っ暗にして「なもみ」が登場。乗客を歓迎する
お面を取って優しく観光案内をしてくれる「なもみ」のおじさん
もちろん人間がお面のようなものをかぶって演じているのだが、地元の観光協会の男性と女性がペアが、この役割を担っている。一通り車内を回ったあと、お面を取って人間の顔になり、乗客を安心させた上で、観光案内を始めた。
その後、「なもみ」は各こたつを回って、「乗車記念カード」を配りながら、写真を撮ったり撮られたりとポーズを取り愛嬌を振りまいていた。
車窓で発見した意外なもの
三陸鉄道の車両の形をした水門が目に留まる
かくして、久慈から1時間半で宮古着。あっという間の旅だった。名残惜しげに「なもみ」2匹がポーズを取って挨拶してくれ、何人もの記念写真に加わっていた。30分後、列車は久慈目指して折り返していく。また乗ってみたいと思う楽しい列車であった。
(注意)
2014年4月の全線運転再開までは、変更事項が多々あると思われますので、下記の三陸鉄道公式サイトでご確認ください。
三陸鉄道ホームページ