恋愛は、都合のいい居場所じゃない
梨花の記念碑的写真集。 4人の人気スタイリストが、それぞれ梨花をプロデュース。モードがあり、緊縛あり、オールヌードありとさまざまな梨花が見られる。 |
本当は、自分の居場所は、探しに行くとかどこかにあるというものではなく。今までのことやこれからのことが積み重なっていった先に、ある時、「私の居場所はここだ」って気づく、確認するものかもしれないと。
自分の道を生きて、目の前にいる人を大切にした先に自然とできているのが”自分の居場所”なんだ。そう思えたからこそ、梨花は、今の彼と巡り合い、結婚につながるまでの恋愛を育めたんじゃないかと思う(ちなみに、この本が出た6年前は、ちょうど梨花が今の彼と付き合い始めて2年目にあたる)。
辛いことも楽しいことも含めて、自分の道をきちんと生きている上で巡り合った相手であり、結婚である(時期も形も)。だからこそ、同じ女として、同世代として大いに共感するし、好感を持つのだと思う。