人生が深まるごとに、恋愛も深まっていく
自分自身が変わらないと、新しい恋愛は訪れない。それは本当のこと。 |
30女たちは、「これまでにない深い恋をしたい」「結婚して新しい人生に踏み出したい」と異口同音に唱えるけれど、本音なのかな? と思うことがある。
30代って恋がうまくいっていなくても、十分楽しい。仕事も日常もノッている時は、「できるだけ今の生活を変えたくない」と潜在的に思っている人は多いのではないだろうか。
だから、人生の転換期やピンチを無意識のうちに避けようとしているし、なるべく転ばないように細心の注意をはらって、いつもと変わらない毎日を過ごしている。
けれど、それでは、いつまで経っても人生は変化しないし、新しい恋の局面は味わえないのだと思う。
あの藤原紀香さんだって、タレントとして絶頂期が終わり、たぶん、女優として次の展開を迷っていた。ある意味、人生ピンチであろう時期に、陣内さんという今までにない恋愛相手にめぐり逢えって、愛のある理想の結婚を成就させた。
川島なお美さんもそう。『失楽園』ブームでイケイケドンドン。「私の血はワインでできているの」なんて名言を残していた頃は、恋はしても、一生のパートナーとはめぐり逢えなかった。けれど、饗宴の日々を終えて、愛犬(史奈紋)との生活を楽しんだり、大きな事故にあったり、人生のさまざまな局面を乗り越えた後に、やっと最愛の彼、“ハミ出し王子”と出逢えた。
人生のピンチは、恋愛のチャンスを呼ぶ。
転ばぬ女に、次の恋はない。