実りの秋にたっぷりした泡を


ゴールドの色合いと味わい
随分と涼しくなったものだ。そう思ったら何か、こっくりと味わい深いものが飲みたくなった。以前に若いヴィンテージを飲んでまだまだ、と感じていたスパークリング。その少し熟成したヴィンテージを飲んでみる。ブリュンドゥルマイヤー。ウィリ・ブリュンドゥルマイヤー氏が造る自然栽培のブドウを原料にしたワインは、オーストリア屈指のクオリティーで知られている。

ゼクト(スパークリング)は複数ブドウ品種のブレンドだが、すべて彼の石灰質土壌の畑からきている。いったん白ワインを造って300リットルの大きめのオーストリア産オーク樽に入れて熟成させる。酵母と糖分を加えて瓶詰めして二次発酵。この段階で2001年は3年ほども熟成させたらしいが、2002年の注釈には18ヶ月とある。まあ大体そんな期間を経て、手作業で時おり揺すりながら酵母の澱を沈殿させていく。