大森駅をスタートする
大森駅から第一京浜道路へ向かう |
七福神巡りのファンはかなりいる。ちょっと検索してみると多くのブログなどでレポートを見ることができるほどだ。
僕自身もいくつか巡ったことがあるが、かなりアバウトである。7つのうちの3つだけとか、そういうまわり方をこれまでしてきた。
そこで、今回は「東海七福神」を全部まわってみようと思った。
たまたま大森に行く用事があったからだ。
実際は北品川の品川神社からまわるのがいい。品川神社で、宝船を買い、まわりながら七福神を買い求めることができるからだ。
とはいえ、七福神はどこからまわってもいいとされている。
ちなみに七福神の数え方は一柱、二柱というように「柱」をつけて数える。なぜ柱なのかは後述するとして、まずは歩いてみよう。
というわけで、今回はJR大森駅をスタートとした。
磐井神社-弁財天(べんざいてん)
大田区大森北2-20-8にある磐井神社 |
まずは、弁財天である。弁財天は、七福神のなかで唯一の女性の神様である。
もともとはインドのヒンドゥー教の神、サラスヴァティーなのだそうだ。七福神というのは、実に日本的なもので、神仏習合というか、いろいろな宗教が混じり合っているのである。
さて、ここ磐井神社はかつての東海道、いまは第一京浜の大きな通りに面している。かなり大きな神社である。
今回はこの東海道を東京方面へと歩いていく散歩。距離はそんなになく、まっすぐいけば大丈夫。
天祖諏訪神社-福禄寿(ふくろくじゅ)
品川区南大井1-4-1にある天祖諏訪神社。 |
立会川の手前に「天祖諏訪神社」があった。もともとここには、江戸時代からこの地域の鎮守として天祖神社、諏訪神社の2社があったのだが、昭和40年に合祀されたと由緒書きの看板にあった。
ここには福禄寿が祭られている。頭が長く描かれることの多い神様。人望や幸福の神様だということだ。
七福神でわかりづらいのが、この福禄寿と寿老人。どちらも老人なのだが、もとは道教の神で南極星の化身らしい。元が同じだから迷っても仕方のないことであろう。
お参りをして再び歩き始める。
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穴子天丼を食べさらに歩きます!