虎ノ門で行列のできる「MINATOYA」さんへ

1
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」を下車。
散歩をしていると行列のできるお店にしばしば出会う。
並んでいる人になんの行列ですかと聞くこともあれば、先までいってお店を確認することもある。また、今は便利な世の中で携帯電話からWEB検索してもいい。
以前は、行列までして、と思っていたのだが、
最近は、行列に並ぶようになってその考えが変わってきた。
行列ができるのはなぜだろうか。それは、その店でしか食べられない味であるということだろう。
おいしいとかまずいというのはまずおいといて、とにかくそこの店でしか食べられないから行列ができるのである。
さて、今回も以前の散歩で見つけた行列のできる店へ行こうと思っている。
場所は虎ノ門。行列の先を見ても「MINATOYA」としか書かれておらず、最初はなんのお店だかわからなかった。調べてみるとどうやらお蕎麦屋さんらしい。
しかも立ち食いなのだそうだ。立ち食いで行列ができるのかぁ。これはぜひ行きたくなった。ちなみに正式名称は「そば処港屋」というらしい。
というわけで、先日、浅草のスマートボールの散歩でご一緒していただいた東山さんを誘って、行列に並ぶことにした。
待ち合わせたのは東京メトロ日比谷線の神谷町駅。午前11時である。

「愛宕隧道」と書かれているトンネルを抜ける

1
昭和5年にできた古いトンネル「愛宕隧道」
めざすお店「そば処港屋」には東京メトロ銀座線の虎ノ門駅からでもよかったのだが、愛宕神社やNHK放送博物館のあるこんもりとした丘の下をくぐる「愛宕隧道」を通りたかったので、神谷町駅から歩いたのだ。
このトンネルはは昭和5年にできたそうだ。
東山さんがトンネルの端にあった「愛宕隧道」(実際は右から左に文字が並んでいる)を指さし、「あたごすいどう」ですよね、と言う。
隧道とはトンネルのことである。昔はそう言っていたようだ。
ちなみにコンクリートできれいになったのは昭和30年代のことのようだ。

「そば処港屋」にはすでに行列が!

1
板に貼られた白い紙。そこには「いらっしゃいませ…」。
愛宕一丁目の交差点に「そば処港屋」はある。看板が出ていないのでわかりづらいのだが、すでにできていた行列で場所がわかった。到着したのは11時13分。すでに7人ほどが並んでいる。お客さんのほとんどは白いワイシャツのサラリーマン風。開店は11時半だから、まだ少し時間がある。
入り口には板に紙が貼ってあった。なになに、よく見れば
「いらっしゃいませ。←あちら側で少々お待ちいただけますでしょうか。」
と書かれている。

さあ、次ページで