若者の街・原宿で歴史体験
原宿という土地柄、初詣にも若い参詣者が多いが、みな粛々とするのも興味深い |
境内へ続く森には立て看板がいくつかある。そのひとつに「代々(だいだい)この地に樅(もみ)の大木があったので、“代々木”の地名がついた」というものがあった。残念ながらその樅の木は先の戦争で焼失してしまったそうだ。今あるのは、その後を継いだものだそうだ。
立て看板の道をそのまま進むと外拝殿へと出る。初詣の時期はここに巨大な賽銭箱が置かれている。
江戸時代、庶民が楽しんだ旅行には「金毘羅参り」「お伊勢参り」などがあった。実質は遊興の旅という色合いが強いのだが、表向きは宗教色を出しているところが、日本人の特徴なのかもしれない。そういう意味では、初詣も同じようなところがある。歴史は脈々と受け継がれているのだ。
お参りのあとの、お楽しみ
ボリューム満点な「ken」の定食。大晦日と元日は残念ながら休業。 |
この道を抜ければ参宮橋駅がある。参宮橋の商店街の中には大晦日から元旦にかけて夜通し営業している店も多い。
この日は、参宮橋から小田急線の線路に沿って新宿方向に歩いた。しばらく行くと代々木に出る。代々木駅方向に歩くと「KEN」という洋食屋さんがあった。このお店は出前やロケ弁当などで有名なお店だが、店内で食べることもできる。僕はDランチを注文。牛肉に焼き魚、コロッケの定食だ。美味い!
そこから、家のある早稲田まで歩いた。
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