写真撮影/子供・家族を撮る

運動会撮影、こんな失敗はもうしない(2ページ目)

今年の運動会の撮影は、失敗したくない方へ。難しい知識もいらずにグレードアップするポイントを失敗例の写真とともにレクチャーします。パパもママもこれで今年は大丈夫。

瀬川 陣市

瀬川 陣市

写真撮影 ガイド

人物、ウェディング、料理、建築、海外取材など広い分野の撮影を行ってきたプロの経験をもとに初心者でもわかりやすい記事や単行本を執筆。これまで数多くの撮影講座、写真整理講座等の講師を担当。ピンポイントな内容ですぐに使えて撮影がより楽しくなる内容を心がけアドバイスしています。

...続きを読む

こっちを向いたときがチャンスです

マスゲームやフォークダンスなども運動会では定番。大勢の子どもたちがフィールドで踊ったりするシーンでの写真を例に見ていきましょう。

マスゲーム
完全に真横なのがちょっと残念。必ずカメラに顔を向けるときが来るので、その時を待って撮るといいですね。

ここでは、一番手前の女の子が撮りたい被写体です。完全に真横を向いてしまってますね。頭の部分も後の女の子と重なってしまいました。

人物を撮る時の一番大きなポイントは、表情を撮るということです。特にお子さんの写真では、表情をいかに撮るかが出来を左右しますから大事です。運動会の写真でもこれは同じこと。その表情も、その子の持つ一番輝いているところを撮れたらベストです。そんな一瞬の表情をとらえましょう。

マスゲームやダンスは規則性のある動きをします。つまりある程度、次の動きが予測できるわけです。これは写真を撮るのにはとても好都合なこと。その予測した動きに合わせて撮れるのですから、こんな撮りやすいことはありません。ある程度動きを見極めたら、次の動きに合わせてフレームを整えて待ってましょう。

必ず、向けているカメラに対して正面を向くシーンが来ます。こちらを向いたらシャッターチャンスです。逃さず撮りましょう。そのためには、カメラを構えて動きを追うことがポイント。表情が見えたら押す、これを繰り返してみましょう。表情豊かな写真を撮ることを心がけるだけで、撮る写真は変わってきます。ぜひお試しになってください。

次のページで、さらに重要な撮影テクニックを公開
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます