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禅とSEXと恋愛(2ページ目)

フランスで禅がブームらしい。日頃気付きにくい内面の声を聞くことによって、今自分に必要なことは何か?見極めることができるかもしれませんね。それは、幸福な恋愛のはじめの第1歩に・・・

執筆者:富永 隆光

SEXと恋愛


どのようなイメージが元になり個人それぞれのSEXのイメージが生成されただろう?

■実体験

■バーチャル

■うわさ・・・

など、その私的ルーツは千差万別でしかも、様々なイメージの混合体である。

この生成過程は恋愛と酷似している。

基本的にSEXと恋愛は切り離して考えられるものではないのであるから当然かもしれない。

SEXの本能的欲求が恋愛の希求を呼び込む これが生命の果実で言うところの果皮である。

しかし、その禁断の果実には、やはり実もある、種もある・・・

その実とは?

恋愛の発端を単なるSEXの本能的欲求としてとらえず、より精神的な渇望の元に寄り添い合う心の寄りどころを求めるための、他者との精神的融合を求める気持ちを発端として考えていく姿勢。

そこに「禅」に通じる「新たな恋愛観」が生じる (そして、混迷する現代社会においてはそれは必要なものであるかもしれない・・・)

SEXは子孫を絶やさないという人類の生物としての存続を維持するための装置であった。

恋愛はその装置を作動させるための引き金であった。

■原SEX ⇔ 原恋愛

このような構図は、現代社会においてはほとんど意識されることはない。

社会が形成され、文明が生じ、文化が芽生え、

これらの原型には元の姿・目的とは異なる形がすでに根付いてしまっている。

SEXはSEXとして楽しむように

恋愛は恋愛として楽しむように

それぞれ、変化した。

あらゆる文化の価値はその多様性にある

同時に人間の精神的欲求も多様化したわけである。

それに対し、老朽化した固定観念に縛られたSEXなり恋愛観なりが精神的な拘束力を持っていると、

そこにストレスが生じてもしかたない。

問題は、恋愛がひとりでは成立しないので、パートナーとの、こういった多様性に関する理解~認識度の調和がとれるか否か?である。

なぜか、相手に惹かれ恋に落ちたとしても・・

SEX~恋愛観

こういった価値観があまりにかけ離れているとしたら、それは悲惨な結果にしかならなくて当然であるのかもしれない・・・
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