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もう一つのDEATH NOTE の作り方

悪を制裁するために使用されるはずだったDEATH NOTE。使い方によっては人間のこころを狂わす結果となるようです。映画「DETH NOTE」のヒットに因み、もう一つのDEATH NOTEの作り方をご紹介致します。

執筆者:永瀬 久嗣

遂にガイドも待望していたデスノート続編が上映されました。

この作品、ハリウッドにも取り上げられ早速英語版リメイクの話しが決定したとか。ガイドは原作となるコミックの存在すら知らず配役にひかれて観た一作目でしたが、見終わったときから二作目の完成を楽しみにしていました。

映画の内容はみなさんも良くご存知のことと思いますが「誰でも好きな相手を殺すことが出来るノートを持ったらあなたは?」という問いかけに対してさまざまな立場の人間が抱く心理的葛藤を取り扱ったホラーアクションドラマに仕上がっています。

あなたがDEATH NOTEを手に入れたら?

桃花
ホワイトデスノートの持ち主は天使です
映画の中では、デスノートを手にした主人公の一人(キラ)は「神になりかわりこの世の悪を裁く」という一見正義ともとれる強い信念のもと、目的遂行のために、恋人も含めつぎつぎと邪魔者を抹殺してゆきます。

この世の中には確かに人間が作り上げた法律だけでは裁ききれない悪がたくさん存在します。むしろ、法律で正される悪よりも法律の届かないところで跋扈する悪の方が多いのが現状ではないでしょうか?

そういう世の中ですから、キラに同情する人達が多く現れるのも当然です。ただ、問題は、人間は強大な力を持ったとたん、善悪の見境がつかなくなってしまうことが多いことです。これはどんな人間の心の中にも無意識に悪となり得る可能性が秘められていることをあらわしています。

そこで、今回は私たちの心に巣食う悪を抹殺するためのもう一つのデスノート、WHITE DEATH NOTEをご紹介いたします。

WHITE DEATH NOTEの作り方

ここでガイドがご紹介するWHITE DEATH NOTEとはこころに芽生え増殖しそうな悪意を事前に消し去る効果があります。そして、WHITE DEATH NOTEの持ち主は、DEATH NOTEの持ち主のようなハデな死神ではなく、私たちの心の中にそっと生きる天使です。

WHITE DEATH NOTEの作り方はとっても簡単。普通のノートに他人や社会に対する自分のネガティブな思いを感じたままにその都度書き留めるのです。そして毎晩就寝前にそれを読み返します。

落ち着いてWHITE DEATH NOTEを読み返してみると「自分はなんて嫌なことを考えていたのかしらと!」と自分自身のことが怖く思えてくることもあることでしょう。この自分自身に対する恐怖心は自省を促しこころの中に増殖しそうな悪を消し去るエネルギーとなるのです。

一日分のノートを読み返して充分に自省した後「ate ika wu ka」と呪(しゅ)を数回唱えながら、ノートのページを破り捨てましょう。

後は、あなたが寝ている間に天使があなたのこころの中のネガティブな感情を残らず浄化してくれることでしょう。

WHITE DEATH NOTEの使い方


□ホワイトデスノートに書かれたネガティブな悪意は全て抹消される。
□ホワイトデスノートに書きとめる悪意に対する自省の念がない場合は効果がない。
□自省を伴った具体的な行動をとると効果は倍増することがある。
□ホワイトデスノートは誰でもが作成出来一生作成者の所有物となる。
□所有者はホワイトデスノートの元の持ち主である天使のメッセージを認知する事ができる。
□ホワイトデスノートを有効活用した人間は天国に行ける(かもしれない)。
□ホワイトデスノートを持っているといつでも天使が守護してくれる。
□天使は通常ホワイトデスノートの所有者の夢の中に姿をあらわしメッセージを伝える。
□ホワイトデスノートの元の持ち主である天使にはノートが効果を出すために持ち主を導く義務がある。
□ホワイトデスノートの使い方やそれをもつ人間に発生する掟を天使は持ち主に伝えることが出来る。
□ホワイトデスノートの文字は何を使用して書いても有効である。

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