大きな事を始めるにはタイミングを良く考えて!
私達の人生にとって大きな事を始めるタイミングは非常に大切です |
【23才 1996(丙子)、H8年4月 起業】
独立の気運が盛り上がるエネルギーが大運(10年毎の運勢周期)で回っていました。
また、外からの資金的な協力も得やすい時期だったようです。
専門用語では「大半会」というこの時期。この時期大きなことを始めるとスケールが大きくなり、スピーディーに物事が発展するといわれています。
一方、度が過ぎると後々ブレーキをかけるのに苦労することが暗示されています。
【28才 2000(庚辰)、H12年4月 東証マザースに上場】
前進力に富んだ時期でした。
ところが、彼の宿命で会社をあらわす場所が年のエネルギーと納音(なっちん)という特殊な関係になっています。
これは、後々会社が当初の思惑と180度違う展開になってしまうという暗示です。上場の目的が資金増大だとすれば、その反対の結果に終わるという事です。
【30才 2002(壬午)、H14年11月 ライブドアの営業権を買収】
天中殺の年に買収を行ってしまいました。天中殺の年に大きな事を始めると必ず、後々社会や仲間との関係に悪影響が出てきます。
天中殺とは、運勢の真空期間の事。算命学では、天中殺に営利目的で物事を始めると、5年以上もたないと教えています。
【32才 2004(甲申)、H16年2月『エッジ』をライブドアに変更】
年の運気は旺盛な時期です。ただ、名前の変更はあまり大きな影響を及ぼすとは考えられません。
この年は、部下や目下の人たちにしっかりとサポートされる年回りでもありました。堀江さんの人気が急上昇した時期でもあります。
【33才 2005(乙酉)、逮捕】
大運の節目で運気が不安定な時期です。守護神が回る時期ですが、手の届かないところで部下や目下の人たちの間で争いが生じ、これが本人にも大きな影響を及ぼす暗示です。
しかもこれから10年間は誤解や失言からトラブルが発生しやすい時期です。精神的にもイライラして落ち着きません。
*算命学では、2006年2月3日までを2005年として読みます。
そして、今回の事件の何よりも大きな要因は、33才から始まる新たな10年間のエネルギーが「散法」という法則により、それまでの10年間のブレーキ役になってしまったことです。
33才までの10年間に急速に大きく発展しただけに、その流れに急にストップがかかることにより、その結果としての現象が非常に大きく現れてしまいました。
ホリエモンさんだけを責めるわけには行きません!
算命学的には、堀江さんの現状は、その宿命から外れた生き方と会社設立や買収のタイミングに原因がありそうです。しかし、一方でこういう大きな事件は「私達の社会が間違いを犯している!」という警告の意味もあります。
今回の事件の中心人物として巷の注目を浴びているホリエモンさんですが、決して彼一人を責めてすむ問題ではありません。
堀江さんを増長させてしまったメディア(思い出して下さい。彼は周りの影響を受けやすい宿命なんです)、彼のお金にひかれて集まった取り巻き連中、彼を商売のネタにしようとした企業の数々、彼の名声を選挙に利用しようとした政党、そして株で一儲けしようとした個人の投資家に至るまで、間接的に責任を追及されるべき人々はたくさんいるのです!
今回のスキャンダルで私達が考えなくてはならないことはたくさんあるのではないでしょうか?
未来のホリエモンさんに期待すること?!
スピリチャルリズムの世界では、どんなに大きな失敗をした人でもかならずやり直しが出来ると考えます。もちろん、ホリエモンさんも例外ではありません。そんなホリエモンさんに三つリクエストをしてみたいと思います。
堀江さんは、元来知性に満ち溢れその知性を社会に役立てる事をミッションとして生まれてきた人です。知性はいろいろな経験と過去を深く反省するこころから生み出されます。
同時に、宿命は彼に「周囲の人たちに対していつも思いやりを持ちなさい」と語っています。また、堀江さんにとって家族の存在は非常に大切です。
そこで、堀江さんには「お金目当てではない優しいお嫁さんを探して仲良くしてもらうこと」、「今回の一連の事件から学んだ経験を後輩達のために役立ててもらうこと」そして「こころの健康には特に留意すること」この三つをリクエストさせて頂きたいと思います。
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