日本画/日本画関連情報

JSP-Portrait-前田有加里

・・・いつも心は真っ白にしていたい…。夕日の美しさや自然の美しさ、雨の匂いや音、星の降り落ちそうな夜も、全て心に写し取りたいから。

執筆者:松原 洋一

MAEDA YUKARI

前田有加里
1981年 石川県金沢市生まれ
2004年 京都造形芸術大学 美術工芸学科日本画コース卒業

好きな色/白
好きなもの/雪・雨・合歓・くちなしの香り・一人・兎
好きな作家/甲斐庄楠音・竹久夢二・クリムト

私自身からっぽだけど、いつも心は真っ白にしていたい・・・。夕日の美しさや自然の美しさ、雨の匂いや音、星の降り落ちそうな夜も、全て心に写し取りたいから。 (風が)吹けば倒れそうな時でも、それらが、心の中で光って、支えになって、画になるのなら、今後は(それらに)もっと感謝して、もっと気付いて、恩返しできるような画を描いていきたい・・・。きっと、特別なことではなくて・・

All About で興味あるテーマ:「for F」-女は離島ひとすじ-/ヒゲのOLの文句のよう(笑)。そんなことしてたら行き遅れても仕方がない。でも興味はある♪

展覧会の予定
前田有加里個展
会期:2008年3月9日(日)~3月23日(日)
時間:11:00~19:00
会場:画廊 後素堂
住所:京都市中京区新町丸太町下がる
電話:075-231-0938

◇制作の視点

制作は、基本的に怠け者ですがどんな時でも、電車に乗っていたり、夜眠る前、ボーっとしている時、夕焼けをみた時、花を見たとき・・・ふと映像が浮かんだり、自然と考えてしまっているので生理現象として繋がっているような気がします。食欲や睡眠欲のように、画欲? 生きていく上で私にとって必要で、また制作が辛いと感じても、結局制作に救われて、生かされていると思いながら・・・そして他のことが何も出来ないので(笑;)。
◇作品について

まだ自分の画風もわからないし、今後どんな風に変わっていくのか自分自身楽しみにして、現在の一枚一枚を大切に、今しか描けない画を描いていきたい・・・。 そして、おこがましくないのなら、見た人の心にスッと入っていけるような、そして癒しだったり、元気になったり、特別なことではなくて、その人の心に残る画を描ける様になりたい・・・。(自然を見たときの感動のような・・・)

「厚葉君が代蘭」

その他の作品は次ページへ
◇いま関心のあること

・・・日本画と、色んなところにいってみたい・・・(伊豆とか・・シャボテンとか・・・外国とか、) あとお茶を習っているので茶道(裏)・去年体験した乗馬・友人から勧められるダイビング・今年の桜(花見について・・・)
◇いま思うこと

先日、京都の東山・安井金毘羅さんに行って、一人で石の穴をくぐってきました。 丁度見た「川端康成×東山魁夷」展が、なんて素敵な二人なんでしょうと思いました。戦争で、二度と描けなくなるかと思った魁夷も、今がそんな時代じゃなくて有難いと思いました。女なのに好きに生きて画を描いていて(笑)・・・ありがたいなぁ・・・



ポートレート・インデックスへ
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます