出版界にも落語ブーム到来?
BRUTUS (ブルータス) 2007年6/1号:特集記事「ミュージシャンと作る落語」。落語だけではハイセンス雑誌としての立場がゆるさないのか? |
以前は落語関連の本といえば、特定の噺家の自叙伝的なものや、特定の噺家の演目を活字にしたもの(いわゆる速記本)くらいしかありませんでしたが、現在は様々な種類の落語関連本が発刊されています。
特に最近多いのが落語の基礎を紹介した、落語のガイドブック的なものです。親切丁寧にナビゲートしなければ楽しめないほど落語って敷居が高く、難しいものなんですかね?
今回は落語鑑賞がより楽しくなる役立つ落語関連本を紹介します。
落語ワンダーランド・登龍門
落語ワンダーランド登龍門/ 出版社: ぴあ |
このシリーズ本で一番楽しみなのが「噺家百傑」。関東エリアで活躍する抑えておきたい噺家100人を写真と共に分かりやすいコメントで紹介しています。特に各噺家の特徴をよく描写したキャッチフレーズは秀逸(立川談春:奇才は野放しに限る、柳家小三治:まくらと本題の黄金比)
次ページでもさらにオススメ落語本を紹介します。