共働きの夫婦が力を合わせて家を買う場合、住宅ローンの組み方は次の2通りです。
1.夫婦がそれぞれローンを組む
2.夫(もしくは妻)が妻(もしくは夫)の収入を合算してローンを組む

1.の「夫婦それぞれがローンを組む」場合、夫妻が相談して、それぞれの返済能力に見合ったローンを組むことになるでしょう。この場合、金融機関と結ぶローン契約も別々です。例えば、夫は1,800万円を35年で、妻は500万円を10年でといった具合です。

2.「夫(もしくは妻)が妻(もしくは夫)の収入を合算してローンを組む」場合は、夫(もしくは妻)ひとりが、ローン契約を結ぶことになります。

今回は、それぞれのケースを検討する際に、見落としがちなのが団体信用生命保険(以下、団信保険)の効果に着目します。

【記事のインデックス】
団信保険って何? ……1P目
「夫婦それぞれがローンを組む」場合 ……2P目
「夫(もしくは妻)が妻(もしくは夫)の収入を合算してローンを組む」場合 ……2P目

団信保険って何?

団信

団信

団信保険とは、住宅ローンを借りている人が死亡・高度障害になった場合に、借入残高に相当する保険金が支払われ、ローンが清算されるしくみの保険をいいます。万一のときに、借金のない家を家族に残すことができるので安心です。

団信保険は、自分が組んだローンに対して加入するのが一般的で、1.の「夫婦それぞれがローンを組む」場合でいえば、夫は1,800万円の借入れに対して、妻は500万円の借入れに対して団信保険に加入することになります。それに対して、2.「夫(もしくは妻)が妻(もしくは夫)の収入を合算してローンを組む」場合、団信保険に加入するのは、夫(もしくは妻)のひとりです。

次ページで、1と2のケースで、「万一のことが起こった場合にどうなるか?」をみてみましょう。