ガイドも怖い名前からの請求があって不安になった

実に覚えがない請求への対処法

実に覚えがない請求への対処法

クレジットカードを使っていて身に覚えのない請求がきて慌てたことのある人は結構多いものです。私もその一人で、利用代金明細書に突然、「○○総業」という名前で3万円の請求があったので、慌ててカード会社に連絡した経験があります。結局、地方出張の際に連泊したKというビジネスホテルの親会社の名前だったことが分かり、一安心。私以外にも、明細書に飲食した居酒屋でなくその経営会社名が記載されていたり、利用したショップではなく入居しているショッピングモール名が記載されていたりで、不正使用?と勘違いした人は少なくありません。

店側の請求が遅れる場合も多い

明細書に記載された利用日をみて、「この日はカードを使ってない!」とドキッとさせられた人もいます。加盟店からの請求や事務処理が遅れて、実際の利用日と異なる日が記載されてしまうこともあるようです。請求が翌月に繰り越されてしまうと記憶もあやふやになりがちですが、よく思い出してみたら利用していたという場合も多いもの。カード会社に連絡する前に、利用控え(売上票の控え)と照らし合わせて確認してみることが大切です

行ったこともない海外で使われた場合

しかし、緊急に対処しなければならない場合もあります。明細書に行ったこともない都市名、聞いたこともないショップ名が記載されている場合です。「さきほど、海外の○○で買物をされましたか?」とクレジットカード会社からの電話で気づかされることもあります。

たとえカード自体がなくなっていなくても、安心はできません。機械などを使ってカード情報を盗み取られ(スキミング)偽造されたカードが使われているケースもあります。また、偽サイトに誘導され(フィッシング)、うっかり入力してしまったカード番号を盗み取られると言ったケースも。

これらは明らかにカード犯罪に巻き込まれたことを意味しています。いずれの場合も明細書が来るまで気づきにくいですが、気づいたらすぐにカード会社や警察に連絡をしなければいけません。実際、偽造カードで18.4億円、番号盗用被害額で59.7 億円(※)という深刻な被害が発生しています。

※平成26年クレジットカード不正使用被害(日本クレジット協会)

不正利用は60日さかのぼって補償してくれる

仮にクレジットカードを不正使用されても、多くの場合カード会社が補償してくれます。カード会社に連絡した日から60日前にさかのぼりそれ以降の損害が対象となります。ただし、登録している暗証番号が使われていた場合や、カードの署名欄にサインがなかった場合、そのほかカード会員に故意または重大な過失があると判断された場合には補償されないことも。生年月日、電話番号、その他「1234」「1111」「0000」など推測されやすい番号を登録されている人は、この機会に変更しておくことをおすすめいたします。(※)

補償の有無にかかわらず、クレジットカードをきちんと管理することは言うまでもありません。利用控え(売上票)はきちんと保管し、ECショッピングでの利用内容もメモしておきましょう。そうすれば、明細書をみて一喜一憂することもなく、たとえ見覚えのない請求が来ても迅速に対応することができるでしょう。
※補償の適用、内容についてはカードごとに異なりますので各自でご確認ください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。