小豆には利尿作用の他にポリフェノールによる抗酸化作用、貧血対策になる鉄分も!
6月16日は和菓子の日。ご存知ですか?

洋菓子に比べてヘルシーな和菓子ですが、梅雨の今の季節にとてもオススメな食品でもあります。その秘密は、和菓子に欠かせない要素であるあんこ。あんこを作るのに使われる小豆にはとても高い利尿作用があるんです。実は梅雨の季節って、人間の体も湿気ります。小豆はその湿気をとってくれるんですね。美味しくて健康になるお菓子って、魅力的だと思いませんか?

昔は果物がお菓子だった!

そもそも和菓子の歴史は果物に始まります。それは昔、「菓子」と書いて「くだもの」と読むことからわかります。平安時代の文献に、いろんな国(今の県)から朝廷に献上されたというお菓子の記録が残っています。アケビ・イチゴ・ヤマモモ・栗・れんこんなどなど。昔はれんこんもお菓子だったんですね。今は野菜でも、昔はお菓子。今、子どもにれんこんをお菓子として出したら、どうなるでしょうか(笑)。

他に今でも果物であり、お菓子として文化が残っているものに柿があります。干し柿はお正月の鏡餅の飾りにも使うところがあるほど、おめでたいものなんです。ちなみにこの飾り方、真ん中に6個、両端に各2個と飾るそう。そんな飾り方から、「外にはニコニコ、中(仲)睦まじく」の意があるともいわれています。

現在のお菓子の原型は海外から

(上)外国から伝わることで始まった和菓子の文化がめぐりめぐって、外国の文化と調和されグローバルなお菓子へと進化する時代に。これはチョコレートと小豆をあわせた「霞」

(下)卵の黄身と白餡をあわせて作る黄身餡に北海道バターをあわせた「樹」(写真提供 閑且雅)
平安時代には果物以外にもう一種類、お菓子というものが存在しました。それは奈良時代にお隣の国、中国(当時は唐)から伝わった唐菓子(からくだもの)。これはお餅を揚げたものだったそうです。その後、年月を経て現在の和菓子の形にたどり着いたのは江戸時代。茶道文化の発展とともに、お菓子の文化も目覚しい発展をしたのです。

お菓子を買って「勝つ」?

和菓子の日の起源には諸説あります。その中でも有力なのが元号が「嘉祥(かじょう:西暦848年)」と変わったことをお祝いして、臣下にお菓子を16個贈ったものだと云われています。

この嘉祥という言葉には後日談が。時代が進んで江戸時代。宋のお金に「嘉祥通宝(かしょうつうほう)」というのがあります。この「嘉祥通宝」の「嘉(か)」と「通(つ)」が「勝つ」の語呂あわせになるというので、嘉祥通宝16枚でお菓子を買うのが流行ったとのこと。武士の時代というのは勝つということはとても大切なことだったので、こうやって縁起を担いだんですね。現在、私達が受験の前にトンカツを食べて「敵に勝つ」と縁起を担いだりするのと一緒です。

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