ディスプレーにセンスが光る店
海外の蚤の市に来てしまったかのような『リノ・ホーム・ワークス』のブース。日本ではなかなか見られない逸品も
こちらは『ノアの方舟』をイメージした置物。方舟に乗った動物たちの人形が可愛い!
『リノ・ホーム・ワークス』はその代表ともいえるお店。オーナーがフランスを中心に、ヨーロッパの古道具市や蚤の市で仕入れてきたという品々がセンス良く並びます。レトロな薬の瓶や、凝ったレース、ガーデニングで使えそうなブリキのアルファベットオーナメントなどがどっさり。通りがかりにカメラを向ける人も多い、絵になるショップです。
「こう組み合わせるとお洒落に見えるのね……」と参考になるディスプレー。色々と学べる『骨董・アトリエ・水妖』
古伊万里もこうやってみると西洋食器のよう。フラワーアレンジメントも素敵
古伊万里や蒔絵の美しい漆器など、置いてあるものは骨董市らしいのですが、ディスプレーが素敵でつい立ち止まってしまうのは『骨董・アトリエ・水妖』。オーナーの白井澄子さんの「良い物を日常で使ってほしい」という願いから、テーブルセッティングの参考になるような置き方で骨董が展示されています。商品の間にセンスの良いフラワーアレンジメントが置かれているのもこのお店ならでは。「銀座エリアのお客様はセンスが良くて、良い商品を持ってくる甲斐があります」とのこと。
未使用の掘り出し物も多数ある『デザイン・アベニュー』。帯は状態が良くて1000円というものも!
好みを言えば、沢山の着物の中からスタッフがぱぱっとコーディネート
最近のキモノブームを受けて、会場にはリサイクル着物のお店も多数出店。中でも『デザイン・アベニュー』は、着物が洋服のようにハンガーに掛かっていて、どの色柄が自分に合うかイメージしやすいショップです。“リサイクル”と言っても未使用でお店に持ち込まれた掘り出し物も多数。スタッフの方々はコーディネートの相談にも気軽に乗ってくれるので、キモノデビューの人には良い入り口になりそうなお店です。
出展者とディスプレーや商品について話すのも楽しく、あっという間に時間が経ってしまう骨董市。会場にはワンボックスカーのおむすび屋さんやカレー屋さん、カフェなども登場しているので、の~んびりお店をチェックしながら、1日過ごすのもおすすめです。
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大江戸骨董市
住所:東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム 1階地上広場
TEL:(株)クレド 03-6407-6011
開催日:毎月第1、第3日曜日(変更の可能性あり、雨天中止)
開催時間:9:00~16:00
アクセス:東京メトロ有楽町線『有楽町』駅に直結
JR有楽町駅より徒歩1分