二人でも使えるけどパーソナルを感じさせるもの
Aコ「モバイルスピーカー ウォールナット」

Aコ
「モバイルスピーカー ウォールナット」
31,500円(税込)
夫婦だとふたりで使えるような、オーディオ機器やインテリア系のプレゼントを選ぶ事も多いと思います。特に、ちょっと奮発しようと思った時、そういう選択になりがちです。特にオーディオや椅子などは、プレゼントされるととても嬉しく、満足度も高いですね。身近なもので、いつも使うものなのに趣味製も高いという、プレゼントとして、とてもポイントが高いと思います。

ただ、あまりにも「ふたりで」とか「家族で」という感じが強いのは、嬉しい反面、ちょっとがっかりしてしまうもの。やはり、どこかで自分専用のパーソナルな感じが欲しい。そういう意味では、このAコの「モバイルスピーカー ウォールナット」は、とてもちょうど良いパーソナル感があって、こういうのを貰えると嬉しいなあと思ってしまいます。

前面の曲線が音の広がりを生む
モノとしてはシンプルなiPodなどの携帯音楽プレイヤー用のアンプ内蔵スピーカーですが、実際に聴いてみると、良くできていました。まず、木のムードがとても良いのです。スピーカーにはよく使われるウォールナットの質感が、オーディオ好きの血を騒がせてくれます。そのムードを裏切らない、温かみのある音は、ヴォーカルなどの人の声や中音域のアコースティック楽器の音をとても自然に再生してくれます。

上部のスペースにiPodなどを収納できる
まるでワインの袋のような把手を持って、自分の側に置き、本などを読みながら、小さめのボリュームで音楽を聴くといった使い方がお似合いです。実際に音を聴きながら、理論ではなく試行錯誤で作っていったというだけあって、聴き心地が良く、寄り添うような音がします。電源コードが必要なのがちょっと残念ですが、ACアダプタも小さいし、取り回しも悪くありません。何より、こういうインテリア性の強いものは自分で買うより、プレゼントされた方が嬉しいものです。

Aコ
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一生ものの高級筆記具は実用よりも付加価値が嬉しい
ビスコンティ「ディヴィーナ・ブラック」

ビスコンティ「ディヴィーナ・ブラック」
左:万年筆 113,400円(税込)
右:ボールペン 76,650円(税込)
高級万年筆は、なかなか自分では買いませんので、貰えるととても嬉しいもののひとつ。かつてガイド納富が若い頃、欲しいとは思いつつ、買うまでにあと1歩踏み込めなかったファーバーカステルの1万円オーバーのシャープペンシルをプレゼントされた時の嬉しさは、今でも覚えています。

ただ、筆記具は高ければ良いものではなく、高い筆記具ほど遊びというか、モノとしてのステータスが増すだけです。実用で言えば、万年筆にしても10万円前後が最高レベルだと考えて良いと思います。しかも、趣味は細分化しているし、欲しいと言えばどれでも欲しいしと、プレゼントにはあまり向かないジャンルなのかもしれません。

そんな中、ガイド納富が考えるプレゼントに向いた万年筆メーカーがビスコンティ。元々、万年筆マニアのコレクターが自分たちが大好きなセルロイドの万年筆を復活させるために作ったという会社ですから、いちいちマニアックで、こだわりがあって、それでいて万年筆であることは忘れない製品を発表し続けています。だから、遊び心が大きく、素材へのこだわりがしっかりしている、それこそ「貰うと凄く嬉しい」筆記具メーカーだと思うのです。

14金のペン先は大きくてしなやかな書き味
中でも、昨年発表され、このガイド記事でも取り上げた、黄金比をデザインの中に取り入れた「ディヴァイン・プロポーション」は、キャップをした状態で、ボディの長さ1に対し、キャップの長さが0.618の比率になり、軸は辺が黄金比で分割される五線星形を内包する正五角形をオーム貝の螺旋の比率でもある144度に捻ったデザイン。

この五角形の辺にあたる銀のラインはキャップをした状態でも、筆記時に外して軸の後ろにつけた状態でも、常に直線を描くように作られるなど、遊び心満載でありながら、指にフィットする書きやすい万年筆です。ただ限定生産で高価ですし、既に完売しています。

簡単でスマートなインク吸引システム
その「ディヴァイン・プロポーション」を元に、あるところは改善し、あるところはコストダウンしてレギュラーシリーズとして新たに発表されたのが「ディヴィーナ・ブラック」。「ディヴァイン・プロポーション」の半分以下の価格で、そこに秘められた黄金比や、独自のキャップの着脱のメカニズム、螺旋状の軸の持ちやすさなどはそのままです。尻軸の突起を引き上げて、ペン先をインク瓶に入れれば、あとは押し込むだけという独特のインク吸引システムも健在。

螺旋の食い違いでペン先の状態が分かるボールペン
ボールペンも、ビスコンティらしい油性ボールペンのしっとりとした書き味と、螺旋状の軸の持ちやすさ、そして万年筆と同じブラックレジンの素材感の良さで、単なる高級ボールペンとは一線を画します。回転してペン先を出す機構の回転の重厚な手触りも心地よく、ペン先を出していると、螺旋の銀のラインが途中で切れた状態になって、ペン先を出したまま収納する失敗を防ぐ事が出来るようになっています。

限定版より安いとは言え、高価なのには変わりありませんが、ビスコンティには珍しい黒のボディの仕上げの美しさや、良いペンを持っていると感じる存在感など、同じ程度の価格の万年筆と比べても、かなり男心をくすぐります。実用としての筆記具は、セーラーのプロフィット21長刀研ぎや、パイロットのカスタム823、ペリカンのM800などを自分で買うとして、プレゼントは、こういう色っぽくて華やかで、物語があって、でも毎日使う事もできる、そんな筆記具が欲しいと思うのです。

ビスコンティ「ディヴィーナ・ブラック」の詳細はこちらへ

(問合せはTEL:03-5441-4515 日本シイベルヘグナー株式会社)


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