男のこだわりグッズ/iPod・ミュージック関連グッズ

ポータブルオーディオのイヤフォン収納術

iPod等のポータブルオーディオ機器は持ち歩いて使うものです。それだけに未使用時のイヤフォンの収納に悩まされている方も多いのではないでしょうか。そこでイヤフォン収納に優れたグッズを集めてみました。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド


イヤフォンの収納はポータブルオーディオの課題

バード電子「ラヂオケース(スピーカー付き)」
11,800円
(税込)

iPodなどのポータブルオーディオには、イヤフォンやヘッドフォンが必要です。そのイヤフォン、聴いている間はいいのですが、ポータブルオーディオごとカバンやポケットに入れようとすると、ちょっと困ったことになります。普通は本体に巻き付けたり、ケーブルを纏めたりして収納するのですが、それではイヤフォンそのものを傷めてしまいます。

最近では、イヤフォンにもこだわるユーザーが増えていて、高価な高級イヤフォンも多数発売されています。中でも、耳に引っ掛けるタイプのものは、収納時にケースなどに入れておかないと、デリケートな耳掛け部分が破損する恐れがあります。また、現在の主流とも言えるカナル型(いわゆる耳栓タイプ)は、イヤーパッドが交換できるのは良いのですが、これがカバンやポケットの中で外れて紛失してしまうことも多いのです。

そんなこんなで、イヤフォンの収納問題というのは、快適にポータブルオーディオを使うに当たって重要な問題になっています。カッコよいiPod用ケースは沢山あるのですが、この問題を解決しているものは少ないのです。また、iPod shuffleやnanoのようなイヤフォンより小さなプレイヤーの場合、別途イヤフォンのケースが必要な場合もあります。そんなイヤフォン問題の一つの解決の形を示しているのが、バード電子の「ラヂオケース」だと思うのです。

スピーカーを入れるか、イヤフォンを入れるか

付属のスピーカーでラジオのように楽しめる。
スピーカー無しのモデル(8,800円)もある。

この「ラヂオケース」は、本来、iPodと一緒にスピーカーを収納できるケースで、古い革ケース入りのラヂオをモチーフに作られたもの。その魅力に関しては、かつて、このガイド記事でも紹介しましたが、その後、すぐに売り切れてしまっていました。それが、今回、ブラックバージョンになって再登場。改めて使ってみると、イヤフォン収納機能付きケースとしても十分魅力的だということに気がつきました。

自立するので、ビデオを見るときにも活躍。

ビデオも見ることが出来る第五世代以降のiPod用のケースなのですが、第四世代にも使えます。その汎用性と、昔の技術を今に伝えるしっかりした縫製、厚手の革による頑丈さなど、その独自の仕上がりは、世界中探しても他には無いものです。iPodの裏にSUICAやPASMOを入れておけば、電車やバスにも乗れます。また、ノスタルジックな厚手の革による頑丈さが、イヤフォンの収納にも使えるわけです。

スピーカーを外せば大きめのイヤーパッドや耳掛けが付いたイヤフォンもきちんと収納できる。

スピーカーが入るほどのポケットなので、耳掛け式のイヤフォンの収納もOK。またインナーイヤー型なら、写真のように耳に入れる部分を外に出しておくというのも手です。そうすれば、ケーブル部分はただ押し込んでおくだけも、ケーブルが縺れることがありません。使う時には、耳に入れる部分を持って引っ張り出すだけです。イヤーパッド部分が取れやすいなら、ケースの中に収納しておけばなくなりません。そんな風に、個人の使用環境に合わせて使えるフレキシブルさも、このケースの魅力だと思います。

ラヂオケースをモチーフにしたイヤフォンケースも

バード電子「イヤホンケース」
3,000円
(税込)

ラヂオケースには、やはりスピーカーを入れておきたい、または、このデザインや革は気に入っているけど、nanoやshuffle、iPod以外のプレイヤーを使っている、という方には、バード電子の「イヤホンケース」がお勧め。「ラヂオケース」と同じ革と縫製によるイヤフォンケースなのです。デザインも、ラヂオケースのノスタルジックなムードを引き継いでいます。

元々、このケース、バード電子の社長が自らの必要に迫られて作ったもの。愛用のヘッドフォンのイヤーパッドが、あまりに頻繁になくなることからケースの重要性を感じたものの、純正のケースは小さくて出し入れが面倒。そこで、出し入れしやすく、中のイヤフォンをしっかり守れるケースをということで、今の形に落ち着いたのだそうです。

高価なイヤフォンやイヤーパッドをしっかりガード。

そのサイズは、B&Oの耳掛け式も、BOSEの大きめのヘッドが付いたものも、スムーズに収納できるように作られています。デザインが合うので、ラヂオケースと合わせて持ち歩いても良いですし、汎用のイヤフォンケースとして使っても面白いです。実際、iPodだけでなく、ニンテンドーDSやPSP、ワンセグ、ケータイ、ビデオカメラなど、イヤフォンが必要な機器は身の回りに溢れています。それらに対して、一つ、ちゃんとしたイヤフォンを持ち歩けば良いのですから、良いイヤフォンを、良いケースに入れて持ち歩きたいものです。

もちろん、ケースとして良くできているので、イヤフォンだけでなく、小銭入れとして、DSのゲームソフト入れとして、メモリカード入れとして、切手や印鑑などのケースとしてなど、様々に使えます。カラビナやストラップが通せるループがついているのも、用途を広げてくれます。こういう、ちょっとしたものを入れるケースは、思いの外無いので、ガイド納富は、色んなシチュエーションで重宝しています。もちろん、それなりに高価だった愛用のイヤフォンを守るケースとして使うのが中心ですが。

次のページは、イヤフォン収納機能付きのiPodケースをご紹介


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