月光荘画材店のスケッチブックを持ち歩く
月光荘画材店「スケッチブック2F」価格325円(税込)
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ふと目に付いたものや、ちょっとした情報、場所を覚えるための略地図や気になったグッズの特徴など、日常生活のあちこちにメモしておきたい情報が転がっています。それらの情報の一部は、手帳などに文字情報として書き留めておくことになり、また、一部はデジカメなどでビジュアル情報として記録することになります。
しかし、ビジュアルと文字の両方でメモしておきたい情報は手帳ではスペースが小さく、デジカメでは記録出来ません。そういう時に便利なのが、小振りのスケッチブックやクロッキー帳。紙を広く大胆に使えるので、アイディアを書き出して考えをまとめたり、絵と文字を組み合わせて情報をメモしたり、本格的にスケッチしたりと、フレキシブルに使える自由度の高さが魅力です。
中でも、銀座の月光荘画材店のスケッチブックはオススメ。厚紙で作られた表紙が、リング部分を覆っていて鞄からの出し入れがしやすい構造がポイントです。また、表紙の色も赤、青、グレーなど全6色とバリエーションが豊富。趣味や気分で色を選ぶことが出来ます。その表紙の色合いも、マットに仕上げた落ち着いたもの。写真のように、赤い表紙でも、デザインと印刷具合が落ち着いているので、大人の男の持ち物として十分のクオリティです。
サイズ、紙質などで細かいラインアップに分かれている月光荘のスケッチブックですが、普段持ち歩くなら、24cm×21cmとやや縦長の2Fサイズのものがお勧め。紙は「ウス」と呼ばれる薄い紙に4色の色をつけたタイプが良いでしょう。また用途によっては「ウス点」と呼ばれる、薄い紙に1cmおきに青い点を印刷したタイプもお勧めです。建築家やデザイナーなどからの要望で作ったという月光荘画材店ならではのオリジナリティ溢れるスケッチブックです。
月光荘画材店のスケッチブックは、もっと大きなもの、例えば36cm×27cmのもので、1cmごとに青い点が入っていて、しかも二穴パンチの穴が開いていて切り取り線まで付いているものなどもあり、絵を描くだけでない使い道がいくらでも思いつきそうです。
様々な線を描ける「芯鉛筆」をお供に
月光荘画材店「芯鉛筆(革カバー付)」225円(税込)
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せっかくスケッチブックを持ち歩くなら、筆記具もそれに合わせたものを用意したいものです。そこで、同じ月光荘画材店で扱われている「芯鉛筆」はいかがでしょう。月光荘オリジナルの「8B太鉛筆」の芯を使った芯だけの鉛筆です。元々、太い線から細い線まで自由自在に描ける上に、柔らかい筆致で「書く」喜びを感じさせてくれる鉛筆の名作「8B太鉛筆」の芯部分だけに、その書き心地は最高。
小さく短いから、持ち歩いても邪魔になりませんし、革カバーが付いているので手が汚れません。デザイン的にも、ちょっと変わった筆記具という感じで、「持つ」喜びも与えてくれます。そして、芯だけですので、まるで木炭のように使って本格的なデッサンのような絵も描けます。もちろん、普通の文字や記号を書くにも、書き心地はお墨付きです。
この組み合わせを常に持ち歩けば、思いついた時、気になった時、すぐにメモがとれるのです。また、ゆっくりと落ち着いて、風景や情景をスケッチすることも出来ます。サイズ的にも邪魔にならず、デザイン文具としてのレベルも高く、それでいて、紙の質も鉛筆の芯の質も最高品質。大袈裟になり過ぎず、カジュアルにホンモノのお絵描き環境を持ち歩けるわけです。絵を描かなくても、打ち合わせなどの際に図で説明することが出来るので、作業の効率もアップするでしょう。
ガイド納富の「こだわりチェック」
月光荘画材店「色鉛筆12色」1,015円(税込)
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「真っ白な紙だと中々描きにくいけど、色が付いていると書き出しやすいんですよね」と月光荘画材店のスタッフの方がおっしゃった通り、四色の紙を1冊にまとめてスケッチブックにするというアイディアが秀逸。確かに書き出しやすいのです。それは、絵を描く場合も文字を書く場合も同じでした。また、色が付いた紙を持ち歩いていると、写真などを包むなどにも利用出来て便利なのです。
少しざらっとした感触で、水彩画を描いても乾きが速く、ごわごわにもならない、そんな扱いやすい紙が使われたスケッチブックを普段使いのメモ帳にする快感。タッチ一つで濃くも薄くも、太くも細くも描ける「芯鉛筆」が、その紙の魅力を最大限に引き出してくれます。
余裕があるなら、月光荘画材店の「色鉛筆」も一緒に持ち歩くことをお勧めします。12色の芯だけで作られたポケットサイズの色鉛筆は筒状のケースに入っています。このケースごと左手に持って、右手で絵を描くといった使い方が想定されています。色が鮮やかで発色が美しいのが特徴。色鉛筆を常備しているというのは、小学生の頃以来、あまり無いことだと思いますが、これが、持っていればビジネスにも遊びにも結構利用するシチュエーションは多いものです。実際、スケッチブックは、一度持ち歩くと手放せなくなるほど、便利なものなのです。是非、一度試してみてください。日本には、せっかく、こんな名品があるのですから。
<関連リンク>
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・月光荘画材店のグッズを扱っている恵文社一乗寺店
・月光荘画材店の「8B太鉛筆」を取り上げているガイド納富の記事