オーディオテクニカ |
▼ こだわりたいけどこだわれなかったリモコンたち
机の上が片づかない原因の一つがリモコンです。テレビやDVDを見るのに欠かせないものですが、テレビ、ビデオ、DVDで計3つ。さらに、マニアックな人になると、AVアンプや地上波デジタルチューナーなどなど、机の上はリモコンがごろごろしているのは、私だけではないと思うのです。
しかもこれらの、AV機器に付属するリモコン類。手放せないアイテムの割にはデザインセンスに乏しく、モノとしての魅力にも欠けているのが困りものです。かといって、市販のリモコンは高価過ぎたり、安っぽいデザインだったり、機能不足だったりと、わざわざ買い替えるほどのものには中々出会えませんでした。
そんな中で、ついに決定版とも言える(かもしれない)多機能リモコンが発売されました。それがオーディオテクニカの「ラーニング & DVDマルチリモコン ATV-531」です。これ、長い間リモコンを探し続けたガイド納富が、本当にようやく出会えたと感動した逸品。その感動の理由を紹介します。
▼ 秀逸なボタン配置はマルチリモコンの決定版
現在、我が家のリビングもそうですが、リモコンの多さに悩む一般的なリビングルームの構造は、テレビとDVDとビデオの三つに、AVアンプや二台目のビデオなどの何らかの機器がある、リモコン4台環境が一般的だと思われます。
電源とDVD関連を集めた上部
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モードボタンとビデオデッキ操作の中央部
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テレビを中心にテンキーを装備した下部
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このマルチリモコンは、それらの全てを一台でコントロールできます。もちろん、そういうリモコンは今までもあったのですが、こいつは一味違います。
写真でも分かるように、本体は大きく三つのブロックに別れていて、上から、各機種の電源とDVDの操作、中段に各機種専用ボタン呼び出しとビデオデッキの操作、下段がテレビ操作を中心にしたテンキーという構造になっています。つまり、一般的に多いテレビとDVDとビデオは、ボタンなどでモードを切り替えることなく、ワンタッチで操作できるわけです。これだけでも買いといえるほどの快適さです。
マルチタイプのリモコンの最大の欠点である、モード切り替えが面倒ということと、どのボタンがどの機能なのかが分かりにくいという二つのネックを、その秀逸なボタン配置で見事に解決しています。それこそ、これ一台で全てオッケーなのです。
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