▼ 気に入った目覚ましで起きたい
ブラウン「Braun quartz AB 40sl」5000円
|
特にこだわる必要がないように思えて、適当にそのへんのものを買うと、必ず後悔して買い直したい衝動に駆られるモノというのはいくつかあります。例えば「電動シェーバー」や「歯ブラシ」といった身体に直接当てるものがそうですが、意外なところで「目覚まし時計」が、何でもいいようで、実際に使うと気に入らなかったりして、結構デリケートなものです。
アラームの音色、文字盤の見易さなどから始まってデザイン性まで、こだわりだすと「これ」というものが中々見つからないものです。私も、そういう状態で毎回妥協しては、壊れたり気に入らなくなったりして、半分は諦めていたのですが、本当に良いモノというのは、身近なところに、普通の顔で転がっていました。
▼ シンプルで見やすくクールなデザイン
このシェーバーでお馴染みブラウン社の「Braun quartz AB 40sl」(5000円)は、W70×H65×D30mmの比較的小型の目覚まし時計です。ブラウン製のアラームクロックは、定番の目覚まし時計として一昔前にちょっと流行ったので知っている人も多いと思います。
とはいえ、ブラウンのアラームクロックには、丸いタイプや上部のボタンが一つだけの、よりシンプルなタイプなど、結構種類があるのですが、私はこの機種がナンバーワンだと思っています。
音は電子アラームの断続音で、最初は控えめに、徐々に音量が上がっていくタイプ。朝目覚める時の爽快感では、アラーム音はベル音に敵わないのですが、ベル音の目覚ましは経験上アラームに比べ壊れやすいように思います。また、ベルは音に馴染みやすく(つまり慣れると目が覺めにくい)、うっかり知らない間にベルを止めてしまって、結局寝過ごすという事態になりやすいのです(私だけでしょうか?)。
まあ、このあたりは好き好きなのですが、この時計のアラームは電子音にしては不快感が少ない方だと思います。アラームの不快感で起すのではなく、音の大きさで起そうという感じがします。
黒地に白の文字盤は時計が見やすく、分針・時針は白、秒針は黄色、目覚ましセット用の針は黒で先だけ緑というデザインも、シンプルながら絶妙のカラーコーディネイトです。デザインは文句なしですね。