ドタキャンした場合のご祝儀
仕事や突発事態で、出席予定の披露宴を欠席するといったケースの場合も悩むところです。こちらの一方的な都合で出席できないのですから、きちんと礼をつくすのがマナーですので、当然ご祝儀も出席する場合であった額を後日届けます。できれば現金書留で郵送するよりも直接相手に会って、お詫びとお祝いの言葉を伝えるのがおとなのマナーです。うかがう時期は新婚旅行後、だいたい相手が落ち着いた様子を見計らい、できる限り早い方がよいでしょう。しかし相手が遠方にいる場合は、郵送でも仕方ありませんので、ご祝儀と一緒にお詫びとお祝いの手紙を同封しましょう。
相手が披露宴での料理や引き出物をキャンセルできる時期の場合は、出席の返事をしていても、キャンセルは可能です。この場合のご祝儀は1万円ぐらいで大丈夫です。
急に出席出来なくなった場合の代理人は許される?
披露宴の出席の返事を送った後で、さまざまな理由で出ることができなくなるケースもよくあることです。お祝いのおめでたい席だといって、急に欠席では先方に失礼だと、こちらで勝手に代理人を立てるのはマナー違反となります。ただし夫の代わりに妻、子供の代わりに親が出席するなど、身内の人間の場合に限り許されます。またこんな場合も考えてみましょう。新郎新婦共通の友人である彼(彼女)が、会社の仕事で急に行けなくなった。その代理に自分の彼女(彼)を出席させるという場合です。その彼女(彼)、もちろん新郎新婦と面識があります。
会場では彼の知っている友人達と同じテーブルになるのは当然。その友人たちの間でも面識があれば問題ないと思います。招待する側にきちんと承諾を得て、事前に彼(彼女)が一緒に出席する友人たちにきちんと説明しておくと、代理人である彼女(彼)も出席しやすいでしょう。忘れていけないことは、必ず自筆のメッセージを彼女に託すこと。マナーは思いやりです。